私は昭和30年生まれ。
ちょうど、“三丁目の夕日”の時代が幼稚園という世代。日本ではテレビ放送が昭和28年に開始され、皇太子様(現・上皇)ご成婚で一気に大衆に浸透した。
30年生まれの私の世代は、言わばメディアの洗礼を幼児期から受けた最初の年代であり、テレビの影響力がMAXだった時代を通り抜けてきた世代と言える。
そのころは、少年向けテレビドラマがとても充実していて、釘づけになって観ていた。
ほんの一例 ※( )内は私の年齢
『月光仮面』 昭和33~35年(3~5歳)
『少年ジェット』 昭和34~35年(4~5歳)
「ウ~ ヤ~ タ~!」ってやられたら倒れるのが暗黙の了解。
『まぼろし探偵』 昭和34~35年(4~5歳) 吉永小百合の若さを見よ!
『海底人8823』 昭和35年(5歳) 意外と同学年でも知っている人が少ないマニアックなヒーロー。
『ナショナルキッド』 昭和35~36年(5~6歳)
家電メーカー″ナショナル″(今のパナソニック)提供。今思えば提供会社の名前そのままのヒーローって、なんて大胆。 ほとんどコマーシャルのようなヒーロー。
『怪傑ハリマオ』 昭和35~36年(5~6歳) 小学校中に「ハリマオがゾウに踏まれて死んだ!」というニュースが飛びまわった。真偽は不明。
『少年ケニヤ』 昭和36~37年(6~7歳)
『
アニメでは、
『エイトマン』 昭和38~39年(8~9歳) ″のりたま″に入っていたシール、集めたなぁ。
『狼少年ケン』 昭和38年~40年(8~10歳)
『鉄腕アトム』 昭和38~41年(8~11歳)
『鉄人28号』 昭和40年(10歳) 「♪グリコ、グリコ、グ~リ~コ~」ってちゃんと歌ってた。
『スーパージェッタ―』昭和40~41年(10~11歳) 一千年の未来から時の流れを超えてやってきた~
『宇宙少年ソラン』 昭和40~42年(10~12歳)
今のアニメブーム、キャラクタービジネス、ゲームなどの“種”が次々と世に送り出されていた時期で、私の年代はそれを全身で浴びてきたわけだから、いい時代にいい刺激をもらったと心から思う。
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