水彩画の技法や手順には水彩画ならではのものがたくさんある。
水の力(自然現象)を活かして描くことは、
特筆すべきことだろう。
水の力を活かす技法の代表格はボカシやニジミだと思う。
これにより柔らかい輪郭を表すことによって空気感、奥行き感等を表現することができたり、フォーカシング(焦点の明確化)ができたりする。
例えば、近江八幡の日牟禮八幡宮を描いた時の場合は、下の写真のような計画を立てて描いた。
ハードエッジ(焦点エリア)とソフトエッジ(非焦点エリア)を効果的に使うことがポイント。
《参考写真》
A. 焦点エリア
B. サブエリア
C. 非焦点エリア
この作品は、現在大阪ナルミヤ戎橋画廊で開催中の“ファブリアーノ水彩画展2022”で展示中です。
私の場合、焦点エリアは画面全体の1/4以下の場合が多い。
描写するのは1/4だけ。そこはしっかり描けばいい。
大事なのはそれ以外の3/4をどう描かないかということ。
そういうところこそ “水の力”によって“気配”のようなものが表わせたらと考えている。
せっかく水彩画(水絵)を描いているのだから、
“水の力”を活かさないともったいないよ。
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