余命わずか。と感じた母の心境 | Bonitaのブログ

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肺がんで亡くなった最愛の父との思いでや、先の見えない仕事の事とか
最近じゃあ大好きなお酒に呑まれる話とか・・・

日常では見せられない泣き言やダメダメっぷりを綴ってます。



膵臓癌かも・・・。と言われ、母がまずしたこと。







お金の確認。保険とかこれからの治療費とか。







それから断捨離。もう着ないだろう服とかその他諸々。







で、趣味でやってるサークルみたいなやつの、今回は役員らしく、






その引継ぎのために今までやってきたことを用紙にまとめたり・・・。






その間に父の月命日だったので、お墓の掃除とか・・・






結構忙しかったみたい叫び






で、私が急遽家に帰ったので私たちの今後の話。






私達兄弟はどっちも結婚もしてないので、母曰く






「今のうちにマンションを買うように。で、お母さんが亡くなって落ち着いたらこの家を売って、もう一部屋買いなさい。年取ってから年金で家賃を払うのは大変だから・・・」






「この家を売るなんて嫌。私かお兄ちゃんのどっちかがこの家にずっと住むパー」という私に







「あかんっ。町内会の集まりとかも大変やし、働きながら1人で一軒家に住むのは大変!!。今後を考えるとお金もかかるしあかん。」






どっちかが結婚でもしてたらもっと母は安心できてたんだろうな・・・。







こんな時にも私達子供の事ばかり考えてる母に申し訳なくって、







「bonitaらがしっかりしてないから、お母さんにいっぱい迷惑かけて苦労ばっかりさせてしまったからしょぼん・・・」






って言うと






「あほかっ、子供のこと迷惑とか思うわけないやろDASH!そんなん思ったことないわあせる」と母。






「そんなことよりも、お母さん、あんたらちゃんと洗濯できるんかはてなマークゴミとかもちゃんと捨てれるんかはてなマークそっちの方が心配で心配でしゃーないわむっ






ガーンはてなマーク






そこぉはてなマークお母さんの1番の心配、そこぉ~~~叫び






「いやいや、洗濯くらいできますよ…。出張先でもしてるしシラー・・・」






「洗濯ってゆってもちゃんと素材とかで洗剤かえたりしなあかんねんでパー






「まぁあんたはtupperさんとかいるからお母さん安心やけど、問題は兄ちゃんや・・・」






・・・、やっぱり母の中では私は一緒に住んでるからかいつまでもいくつになっても子供のままなんだね。






情けないやら、申し訳ないやらでもぅ私まで、いや母以上に精神がズタズタになってましたガーン







こんなんじゃ、母も心配だわな汗





父の仏壇に線香あげて手を合わせてると、





「お父さんにお母さんの事お願いしてもあかんでっDASH!お父さんは早くお母さんに来て欲しいって思ってるに違いないからなぁ・・・」と言う母に





普段なら突っ込んでいる私だが、ホンマやぁ~ガーン





って更に凹んでしまった私、そうとうヤられてる・・・






そして母は





「治療とかももぅ色々しんといてなパー一年そこらの寿命が延びるだけなら何もせず自然に生きたい」




父のことがあったからだと思う。





「ホントお父さんの気持ちが物凄くよくわかる。こんな気持ちやったんやって・・・。そー思うと、ホントにホントにお父さん、偉いなぁって。凄いなぁって思うわ」




そー言う母に「じゃあ、bonita達の気持ちもよくわかるやろ、諦めた考え方はやめて」





と言うと、静かに





「・・・うん・・・。」と母は言った。





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