セリエA 第35節
インテルはサッスオーロとのアウェイゲームにて0-1負け。前半のロリエンテのゴールに屈する。
ようやく見られた控え中心のスタメン。
(ごめんなさい、GKアウデロでした)
やはり前節は試合後のホームゲームであったこと+試合後にパレードが控えてることで手は抜けなかった模様。
今節は最終ラインこそガチメンだったが中盤はムヒタリアン以外控え選手。前線にもサンチェスが起用された。その他、アウグストのCB適正を利用してのブキャナン起用、サンチェスの中盤適正を利用してのアルナウトビッチ投入、クアドラードや終いにはクラーセンまで見られるおまけ付きだった(謎に1本良いスルーパス通してたよね)
色々と目指せる記録はあるようだけど、個人的にはカリアリに勝てずに最多勝点記録が更新不可能となった段階でもうどうでもいいと思ってたので、こういう控え主体の試合こそ見たかった。まぁ控え選手が思わぬ輝きを見せ勝ってしまうってのが1番の理想でしたが。
試合としてはまぁ予想通り、ガチガチに固めるサッスオーロをあの手この手を使って崩そうとするも最後まで点を奪えず終了(どうやら連続得点試合などという記録もあったようだがこれも個人的にはどうでも良かった)。カウンターからロリエンテにキレイに決められ降格圏相手にシーズンダブルを許す。
さてこういう控え主体の試合、
普段あまり見られない選手を長い時間見られるのはもちろん、途中出場じゃなく先発出場だからこそ見えてくる部分や、総じて来シーズンの処遇を考えるわかりやすい判断材料ともなるわけで。
そういう意味で、アスラニは頑張ってはいるもののまだ拙い部分があったり、ブキャナンの機動力に驚かされはしたものの再現性の低いプレーが目立ったり、フラッテージはアピール癖が強すぎ、アルナウトビッチやっぱりダメ、アウグスト安定、前節スゲー良かったサンチェス中盤起用は今節は微妙etc…色々と見られましたねぇ。
おそらくシーモの目には、もっとたくさんのことが見えてることでしょう。この調子で次節フロジノーネ戦(アウェイ)も控え主体で行きましょう。次はビセック、クアドラード、ブキャナン、アルナウトビッチ辺りを先発させていただきたいところ。
残り3試合となりました。
インテルは全勝すれば一応クラブ歴代最多勝点(97)は更新できるらしいけど、そんな記録は実はどうでも良くて、残り3試合でラウタロがゴールを取り戻競るかの方が大事だったりしますね。
■ローマとアタランタ
その他、ローマがアタランタに抜かれてヤベーことになってる。EL準決勝1stレグにてレバークーゼン相手にホームで0-2負けを喫してしまい、決勝進出は絶望的な状況=EL優勝特典のCL出場権げっとんも絶望的ということで、順位上でCL出場権を勝ち取らなければいけない可能性が高いが、1試合消化の少ないアタランタに抜かれてしまった。
そして次節、アタランタ対ローマw
(上手くできてんなおい)
ローマはドイツ遠征後、中2日ですぐにアタランタへ移動となかなかの過酷な日程。アタランタも試合日程はローマと同じだが、ELもローマ戦もどちらもホームゲームなので移動なしな分有利か。
■残留争い
すでにサレルニターナの降格が決まっているものの、サッスオーロが今節インテルに勝ったことでさらに混沌。わずか勝点5くらいの差に6チーム程が混在するカオスモードに突入。わずか1試合で大きく動く可能性もあり、現状降格圏に沈むウディネ、サッスオーロにもまだまだチャンスがありますねぇ。
(にしてもウディネの引き分け18ってすごいな)