セリエA 第31節
インテルはウディネーゼとのアウェイゲームで2-1勝利。前半サマルジッチに決められ先制を許すも、後半にチャルハノールのPKで追いつき、終了間際にフラッテージが逆転ゴール。
欠場したバストーニに代わりアウグストが左CBで先発。右WBはダンフリースかダルミアンのどちらかの予想だったがダンフリースが先発した。
いつものVSプロビンチャの構図ながらもGKオコエを中心に総崩れは起こさないウディネーゼ(このキーパー、マジでめっちゃ止めるわw)、我慢して耐えた40分、チャルハノールの横パスがカマラに掻っ攫われてカウンターを浴びる。最後はサマルジッチに捻じ込まれてよもやの先制を許してしまう。このスタイルで1番やっちゃ不味いパスミスだったなチャルハノールは。
後半序盤、ディマルコの浮き球パスに反応したテュラムがGKオコエと衝突でPK獲得。これをチャルハノールが決め同点に追いついたが、個人的に謎なのはその前のプレーだったりする。あれですよ、アウグストのゴールがオフサイドにより取り消しになったシーンですよ。これ、なんでかわかる方います?
ディマルコのFKをラウタロが頭で合わせたその瞬間、確かにアウグストはオフサイドポジションにいたため、オフサイドによりゴールが取り消されたのはまだわかる。ただ、ラウタロのヘッドを経たボールはその直後、クリステンセンの手にあたってアウグストの元へ転がっている。
つまりオフサイドにより得点は取り消されてもいいのだが、その前のハンドが考慮されていない。映像を見る限り、今のハンドの基準と照らし合わせても、完全に脇を開いた状態のクリステンセンの腕にボールがあたっているのが確認できるのだが…。
試合は最後、サンチェスやアルナウトビッチ、フラッテージやブキャナンといった攻撃的な選手を余すことなく投入したインテルが95分に勝ち越し。中央バレッラからの縦パスをアルナウトビッチが収め、ヒールで流した後にラウタロがシュート。オコエの手をかすめポストに弾かれたもののフラッテージが押し込んで逆転となった。
そういえば実況による
「アディショナルタイムにフラッテージ有り!」
はなかなかの名言じゃないすかね。
どうやら33節、
ミラノダービーでアレが決定!?
の可能性があるとか。簡単に言うと、ミラノダービー終了の段階で勝点15差以上をつければ、残り5試合で逆転は不可能となるのでその瞬間にアレが決まる。
一部で次のインテルVSカリアリでインテルが勝ち、サッスオロVSミランでミランが負ければ、ダービーを迎える前にアレが決まると思ってる方がいるが、そうなった場合でも勝点差は17の状態でダービー(残り6試合)を迎えるので、理論上は逆転は可能。
なのでインテルのアレが決まるのは、【最速で】ミラノダービーということになる。ちなみに次のカリアリ戦でインテルが勝てずにミランがサッスオロに勝った場合は、数字上でダービーでのアレ決定は不可能である。
もっとわかりやすく言いましょか。
カリアリ&ミラン相手に連勝すればアレ決定
それ以外では無理ってことですね
その他、気になるボローニャは今節、フロジノーネ相手に勝ちきれず。しかし、勝点58で4位をキープ。CLの出場枠が何枠になるのかまだわからんけど、結構マジでボローニャのCLが見えてきた。