かれこれ、40年以上、働いてきた私ですが。
これまで、色々なタイプの人間性に出会ってきましたが。
今の職場に入ってきた新人派遣さんは、超絶すごい人でした。
推定年齢、40代前半くらいでしょうか。
子供が中学生と小学生とのことです。
まず、朝の挨拶がない。普通、自分が他の人よりも後に
出勤したら。自分から、挨拶しませんか?
それがない。
仕方ないから、こちらから、おはようございます。
返答がありません。聞こえなかったのかな?
少し大きめの声で、再度、おはようございます!!
と言ってみました。すると、小さな声で、おはようございます。と返答。人見知りするタイプなのかな?
まだ、職場に慣れないうちは仕方ないのかな。
でも、どうも、私は彼女にとって苦手なタイプだったようです。
っていうか。
しばらく観察していたら。
彼女が、人をスキルで判断していることが分かりました。
ITのスキルが自分と同等か、それより上の人とは話をする。
それ以外の人とは話をしない、と明確に分けているらしい。
同じ職場で一緒に仕事をするから、コミュニケーションを取りたい。でも、なかなか、打ち解けない。
で。入って一ヶ月足らず。
聞こえてきたのは、彼女が、与えられた業務を「飽きた」
と言っていると。それも、あちこち、複数の人から聞いて。
職場で、飽きた、なんて不用意に口にする人がいるのだ、と
びっくりしました。
でも、更に驚いた出来事があったのです。
ある日、彼女が私に言いました。
「明日、私、在宅勤務です。今週から、水曜と金曜は
在宅勤務になりました」
え~と・・・・・。
それは、私は聞いていなかったんですけど。
チームリーダーの〇〇さんは、ご存じですか?
はい。その話を社員と話していた時に、近くに居ましたから。ご存じのはずです。
いやいやいや、ちょっと待って。
その日、在宅勤務だった○○さんに連絡。
すると。
知りませんよ。近くにいたからって。仕事に集中しているし。
明らかに、困惑した返答。
社員さんに確認してください、と依頼。
で。私は彼女に言いました。
あなたが在宅勤務になるかどうかは、チームリーダーの〇〇さんが、あなたの仕事の習熟度を見て判断し、社員に申請をすることになっているんですよ、と。
すると、彼女は、憮然として。
今月から、週に2日は在宅勤務で就業する、という条件で、
私、この職場に入りましたから。
社員と話はついているのに、余計な事言うな、といった
態度。腕組みまでしちゃってるし・・・。
ひゃ~、スゴイのが入ってきちゃった。
参ったな~、と思っていたら。
社員が慌ててやってきて。
私が彼女にした説明と全く同じ話をしました。
すると、彼女は、承知しましたと。
で、結局、彼女に押し切られた形で、週に2日の在宅勤務が
決定。
いやはや。
職場の派遣仲間も、リーダーも、社員も知らないうちに、
在宅勤務日を決めちゃうヒトが世の中にはいるのだと。
世の中、色んな人がいますね。
でも、そういう「自分勝手」な人は、色々とやらかします。
現に、彼女は、業務上で問題を起こしました。
被害を受けた私に対して、きちんとした謝罪はありません。
私は、同じ派遣会社から同じ職場に派遣されて。
問題のある人については、逐一、報告します。
そういう人は、大抵、どこの職場でも問題視されていますから。報告を受けた派遣会社は、そのうち、その人に仕事の
オファーをしなくなります。すると、そういう人は、生き残りをかけて、別の派遣会社に登録して、就業。
いずれ、どこの派遣会社からも、オファーを貰えなくなります。
私が、20年以上に渡って、同じ派遣会社で働き続けているのは、派遣会社との信頼関係を築いているからです。
問題のある職場についても報告。これ、けっこう大切です。
派遣で働く上で大切なこと。
挨拶をする。
ありがとう、ごめんなさい、をきちんと伝わるように言う。
小学生でもできること。
でも、現実には、そんな当たり前のことすら、できない
人もいるのです。
そういう人が子育てをしている。
すると、子どもも、当たり前のことができないままに育つ。
負の連鎖は続きます。
「親ガチャ」という言葉を聞くようになりました。
子供は、親を選ぶことができない、という意味で使われて
いますね。
嫌な言葉ですけれど。
でも、そういう現実は確かにあって。
私自身も、あまり健全とは言えない家庭で育ちましたから。
我が身を振り返って、心が痛んだりします。
果たして、自身は、娘にとって、良き母親であったかと。。
娘とのことは、いずれまた書くことにしますね。