ちょっと、専門的なお話で恐縮ですが。
Windowsにおけるユーザー管理のしくみには、「ワーク グループ」と「ドメイン」の2種類があります。
今の職場で、仕事を共にすることになった方から、ネットワークについて、私がどの程度の知識があるのか、を聞かれた際、ワークグループって分かりますか?と聞かれて。
すぐに返答することができなかったので。
彼は、私にネットワークの知識がない、と思い込んだようでした。
知らなかったのではなく。ワークグループという言葉を
聞くこと自体が、ちょっと、時代遅れというか。
それで、びっくりして、固まってしまった、というのが
正解だったのです。
今の職場、インターネットに繋がれていないパソコンが
普通に、使われているんですよ。
面談の際、スタンドアロンのパソコン設定の経験は?と
聞かれて、戸惑ったことを思い出しました。
パソコンの設定(キッティング)は、インターネット接続
設定が必須、というActive Directory ドメイン環境が
当たり前だったので。
今時、在宅ワークの環境がない職場だ、ということも、
それで納得せざるを得なかったのです。
サーバーがNASで、しかも、温度管理もされていない。
・・・・。
とんでもなく、脆弱なネットワーク環境。
派遣会社に報告したら、そこまでの把握はできていなかったと平身低頭。
そもそも、情シスの存在そのものが軽視されている状況。
これは、早々に撤退せねば、と思っていました。
いつか、こんな経験も笑い話になる日が来ますね。
ある意味、貴重な経験と言えるかもしれません。
これまで、大企業の仕事ばかりだったので。
中小企業には、まだまだ、こんな環境もあるのだと
知れたことは、良かったと思うことに致します。