ハイキュー!!(1期~4位)
★★★☆☆
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あらすじ(wikiより)
ある日偶然春高バレーのテレビ中継を見かけた小柄な少年・日向翔陽は、「小さな巨人」と呼ばれ躍動する地元・宮城県立烏野高校のエースに心奪われバレーボールを始める。
低身長という身体的不利を補って有り余るほどの類稀なる運動神経とバネ、バレーへの情熱を持ち併せていた日向であったが、入学した中学校のバレー部に指導者どころか自分以外の部員がいないなど環境に恵まれず上達の機を逸していた。
中学3年の夏、やっとのことでメンバーを集めて出場した最初で最後の公式戦で、日向率いる雪ヶ丘中は「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター・影山飛雄擁する強豪・北川第一中に惨敗してしまう。
影山に中学校での3年間を否定された日向は、影山へのリベンジを果たすべく憧れの烏野高校排球部に入部。晴れて迎えた部活動初日、体育館に入った日向の目の前には影山の姿があった。
初めは反発し合っていた二人だが、それぞれの持ち味を生かした“トスを見ない”クイック攻撃、通称・「変人速攻」を編み出し、独りでは見ることのできない「頂の景色」を見るため、個性豊かな烏野高校の仲間たちと共に全国大会を目指すこととなった。
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アマプラで視聴。
1ヶ月ぶり、久々のアニメレビューでござんす。
1ヶ月間、アニメを見る暇もないほど忙しかったというわけではなく、単純に現在放送中のアニメにいくつか手をつけてしまい、最近になってシーズン4までストックがあるこの「ハイキュー!!」を見始めたため、更新するのが遅れただけです。
1期が始まったのは10年前で、現在は4期の続編が劇場で公開されているというタイミングです。ちなみに映画は見に行くつもりはありません。レンタルされてから見ようと思います。
…
で、ハイキュー!!ですね。
わたくしこう見えて、地元で10年以上バレーボールをやっているおじさんなんだけど(まぁバレーといってもトリムボールを使った4人制のミニバレーみたいなスポーツ)、このハイキュー!!については名前だけは知っててこれまで見ようとは思ってなくて…。なんでかと言うと、スポーツや部活系のアニメがそもそも苦手で…ってどうでもいいすね。
「黒子のバスケ」や「テニスの王子様」みたいに、ビックリ必殺技発表会みたいな作品かと思ってたらちゃーんとしたバレーボールアニメだった。小柄な少年の日向くんが、天才セッターである影山くんと共に、「落ちた名門」と揶揄される烏野高校のみんなと春高バレーに!がテーマとしてあって、まさに青春スポ魂アニメといった感じでファンも異様に多い。ミュージカルやカードゲーム、スマホアプリなんかもあるみたいっすね。
バレーボールを少なからずも嗜んでる僕としても、共通する基本的なプレー知識を再確認できたり、普段やってる練習へのモチベーションになったりとありがたいアニメではあったんですが…
アニメ単体としてレビューすると申し訳ないが、
クドい^^
の一言に尽きる。
あのね、試合が長ぇ。本当に長ぇ。
4期までやってて85話くらいあるんだけど、1試合に要する話数が平気で10話前後いく。僕はまとめて一気に見たから気にならなかったけど、これ毎週放送してたら1つの試合を消化するのに2ヶ月前後でしょ。さすがにスピード感に欠けるし飽きてくると思う。
特筆すべきは回想シーンの多さ。
子供の頃バレーに出会った時、中学&高校でバレーの練習をしてる時、等の回想を1プレーごとはもちろん&主要キャラごと&そうでもないキャラ毎に至るまでダラダラと多様にぶっ込んでくる。
全然進まない。
敵の控え選手やコーチなどが徐に語り出して時間が止まることも何度かあったり、一時は1話消化して2,3点しか得点が動いていなかったこともあった。烏野の試合中に全く違う試合(4期、VS稲荷崎の最中に突然、音駒高校が主役の回が2~3話あった)に切り替わったことも。
これ、原作でもそうなの?^^;
あと前提としてキャラも微妙だった。
みんな魚眼レンズで補正かかってる見たいな丸い顔してるのは作品の個性として良いんだが、相手高校のキャラは立たせるのに主役であるはずの烏野高校の先輩たちは地味なキャラばかり(キャプテン、控えセッター、坊主、ひげ)。総じて普通のキャラ達による普通のバレーボール作品。
で、4期が終わった段階では
春高バレーの2回戦までを消化。上にも書いたけど現在は劇場版として3回戦(ベスト16)VS音駒高校が描かれている。2回戦のVS稲荷崎で13話分(1話20分だとして4時間20分www)も使ったというのに、ゴミ捨て場の決戦と言われる因縁のVS音駒高校は映画一本分で済むんかい!wとツッコみたくなるが、仮に烏野高校が決勝まで勝ち進むと仮定した場合はその後準々決勝、準決勝、決勝と3試合残っており…いったいどれだけ長くなるんだ…?
原作読んでないので烏野高校が決勝まで行くのかどうかはわからないが(原作はすでに完結してるっぽい)、またこれまでのような回想やら語りやらで精神と時の部屋状態が続くと考えると…正直ダルくて見てられない…。ジャンプ作品だけあって、重要なポイントやシーンでの作画や迫力なんかはさすがなんだけど、シンプルにもう少しスピード感がほしい。