東京リベンジャーズ2
血のハロウィン編 【運命】&【決戦】
★★★☆☆
アマプラでレンタル。
1日で一気に2つ見てやりましたわ。
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あらすじ
1のちゃんとした続編。1で最後、恋人の日向ちゃんが殺されない未来を手に入れたタケミチだが、今作で日向ちゃんとデート中、10年前にタケミチが日向ちゃんに振られていたはずなのに、過去を変えたことでタケミチが日向ちゃんを振ったという話に変わっていたと。
あれ?どゆこと?と困惑するタケミチだったが、そのデート中に日向ちゃん、今度は自身が乗る車に後ろからなかなかのSUV車が突っこんできてタケミチの目の前で爆死する。WHY!!!なタケミチは再び過去に戻って、未来を変えようと奮闘するお話。
今作のメインとしては東京卍会VSバルハラ?となっていて、バルハラには東京卍会の創設メンバーであるバジやカズトラの姿が。なぜ2人はバルハラに行ったのか、東京卍会がどう創設され、過去どんなことがあったのだろうかみたいな流れが前編になっていて、それを踏まえて決戦しまっせ!ってのが後編。
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正直言いますと、
クオリティ的に2部製作にする必要性を感じない
1作で終わるようなストーリーなのに回想やらを多めに組み込むことで無理矢理2部構成にした感がぷんぷん匂うし(特に「決戦」の冒頭10分は「運命」のおさらいなのでいらん)、にも関わらず大事なところは淡白に処理されてるような(原作読んでないから知らんけど)
「おっさん顔だらけで全員高校生に見えません!w」などという当たり前の感想はこの際おいといて、
まず東京卍会結成秘話のところよね、6人で結成されそれぞれなかなかのポストのはずだが、その中で1人、パーちん?なる人物が前編(運命)の冒頭でボロクソにされて以降今作では回想以外全く出てこないのが不自然。え、原作でもたいしたキャラじゃないの?^^;
あと最後の決戦のところ。
素人覚えなので間違ってるかもだが、そもそも今回日向ちゃんが殺されるのは、元を辿れば決戦にてバジが死んでマイキーがカズトラを殺してしまうことが原因となって、その後キサキが暗躍して日向ちゃんの死に繋がるわけよね?
で、タケミチは「キサキの思い通りにはさせない!」ってことで、バルハラに移ったバジが死なないように働きかけつつ(最初は呼び戻そうとしていた)、マイキーがカズトラを殺さないように動こうとするわけで、そんなこんなで決戦を迎えてるよね。
そして物語が進行し、タケミチの努力も虚しくキサキの思ったとおりに話が進んでいく。しかし最後、バジが自ら死を選んだことでマイキーがカズトラを殺す理由を除去。カズトラは殺されずにとりあえずは過去を変えたってことで映画は終わるんだけど…
①タケミチ、なぜ止めない?^^;
マイキーがぶっ壊れカズトラを嬲り殺そうとするシーンにて、これを止めて未来を変える為にやってきたタケミチ、なぜか動かずw「…何も手出しできねぇ…」みたいなことを吹いてマイキーをただ見てるだけ…これ、おかしすぎやしませんか?「いや止めろよ!w」と結構本気でツッコんだよ。原作でもそうなの?
②終わり方も雑
映画のラスト、タケミチが日向ちゃんを守るために別れることを決断する=タケミチが振ったという未来になるわけだが、2人が別れる理由があまりにも適当に処理されていて意味がわからない。
守るために別れる…?なぜ守るために別れなきゃいけないのかの説明がないし、ここでこそタケミチくんの苦悩を伝えるために回想シーンでも何でも使うべきでは…?いやほんと、なんでいきなりその結論になんの?^^;別の人格でも開花したの?wって感じだった。
キサキが何を企んでいるのか、決戦の最中、タケミチが「キサキにとってはどちらが勝っても思い通りなんだ」と勝手に推理して納得しちゃうシーンがあるけど、周りのケンカの怒号でよく聞こえなくて「は?なんて?」だったし、結局2作分を使っても黒幕と思われるキサキの全体像があやふやなままだった。
この状態で、壱番隊隊長に任命されて
「思い通りにはさせない!」「守ります!」
って宣誓されても、
あ、そう…^^;としか思わん。
ところで東京卍会の「会」の漢字が違うことに気付いた人もいるだろうけど、わたくしのPCの変換に当該漢字が見当たらなく、手書きパットでもコピペでもして用意することもできるんですが、そこまでするエネルギーがもったいないという結論にいたったため、「会」で無理矢理通しました^^;ご了承くださいw

