愛と哀しみのボレロ

 
『マイ・ラブ』『男と女』などのクロード・ルルーシュ監督によるドラマ。ベルリン、モスクワ、パリ、ニューヨークを舞台に指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン、バレエダンサーのルドルフ・ヌレエフ、シャンソン歌手エディット・ピアフ、ジャズミュージシャンのグレン・ミラーらの波瀾の人生をモデルに壮大な物語を紡ぐ。伝説のバレエダンサー、ジョルジュ・ドンを筆頭に『ソルト』のダニエル・オルブリフスキーらが勢ぞろいする。
 
あらすじ
1936年、タチアナ(リタ・ポールブールド)はモスクワのボリショイ劇場のプリマドンナの選考に漏れるものの審査員のボリス(ジョルジュ・ドン)の目に留まり、後に彼と結婚する。1937年パリ、人気のキャバレーフォリー・ベルジェールのバイオリニストのアンヌ(ニコール・ガルシア)は、やがてピアニストのシモン(ロベール・オッセン)と結ばれるが……。

 

 

 

 

 

スタッフ

監督  クロード・ルルーシュ

製作  クロード・ルルーシュ

脚本  クロード・ルルーシュ

撮影  ジャン・ボフティ

美術  ジャン・ルイ・ポベーダ

 

 

キャスト

ジョルジュ・ドン

ダニエル・オルブリフスキー

ロベール・オッセン

ジェラルディン・チャップリン

ジェームズ・カーン

 

今まで見た中のバレエ映画で一番すてきな作品だと思います。時代とそのなかでバレエのボレロを踊っている姿に鳥肌が立ちました。

伝説のバレエダンサー、ジョルジュ・ドンを筆頭に『ソルト』のダニエル・オルブリフスキーらが勢ぞろいで、ベストの作品です。

ボレロの面白い所が、最初から最後まで、すこしずつ物語の流れが少しずつ大きくなっていき、最後が一番盛り上がるという不思議な作品です。他の作品よりも物語の波がすくないので、実際に観るときは少しずつ気持ちが上がっていくのがたまらない作品です。
 
ボレロとは・・・ランスの作曲家モーリス・ラヴェルの管弦楽曲『ボレロ』を使用したバレエ。原題《Boléro》。ロシア出身の舞踊家・振付家、ブロニスラヴァ・ニジンスカによる振付でイダ・ルビンスタインが1928年に初演。今日ではモーリス・ベジャールの振付でジョルジュ・ドンがソリストを務めた作品が有名。