2次世界大戦時、ナチスに迫害されたユダヤ難民にビザを発給して救いの手を差し伸べ、「日本のシンドラー」とも呼ばれた外交官・杉原千畝の半生を、唐沢寿明主演で描いたドラマ。

堪能な語学と豊富な知識を駆使し、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として世界各国で諜報活動に携わった杉原千畝は、1939年、リトアニアの日本領事館に赴任。自ら構築した一大諜報網をもって混乱する世界情勢を分析し、日本に情報を送り続けていた。その一方で、日本政府の命令に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給し、6000人の命を救った杉原の、知られざる信念や信条を描き出す。

監督はハリウッドと日本の双方で数々の大作に携わってきたチェリン・グラッグが担当。

 






キャスト

唐沢寿明  杉原千畝

小雪    杉原幸子

小日向文世 大島浩

塚本高史  南川欽吾

濱田岳   大迫辰雄

 

 

 

杉原さんの存在は本にて知っていたのですが、知らない人には映像として知っていただくのが一番わかりやすくて、触れやすいと思います。

2次世界大戦中に外交で外交官として活躍していた杉原さん。その時の日本の国内はとても閉鎖的な環境であったかと思われます。戦争がうまくいかなくて、外国から攻められる状態なわけですから、国外よりも国内のことが優先される中、杉原さんのような国際的な感覚を持っているといろんな部分で対立な理解されない部分がでてくると思われます。そのなかでも、自分の立場を使って正しい決断をしたことを素晴らしく思いますし、その決断以後、多くの人間がかかわっていることは知らない人が多かったかと思われます。特別な存在だけではなく、一般の人も関わっていることを知ってほしい作品です。