武士の家計簿』の原作者・磯田道史による「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」を、『予告犯』などの中村義洋監督が映画化。
江戸時代中期の仙台藩吉岡宿が舞台の実話で、年貢の取り立てや労役で疲弊した宿場町を救うため、藩に金を貸して毎年の利息を地域の住民に配る「宿場救済計画」に尽力する人々の姿を描く。
江戸中期、財政の逼迫した仙台藩が領民へ重税を課したことで破産や夜逃げが続出し、小さな宿場町・吉岡宿は困窮し切っていた。このままではダメだと考える商人・穀田屋十三郎(阿部サダヲ)と同志たちは、藩に金を貸し付け毎年の利息を住民に配る「宿場救済計画」を考えつく。町の存続を図るため、前代未聞の金貸し事業を成功させるべく、彼らは私財を投げ売って利息で生活が豊かになるのか??
町の行く末を案じる主人公を、時代劇初主演の阿部サダヲが演じるほか、瑛太、妻夫木聡という実力派が出演している。
話の内容自体はとても深刻な話なのですが、その深刻さをおもしろおかしく描いています。藩に金を貸し付けるために同志など皆でお金を集めますが、なかなか集まらない。その状況から穀田屋十三郎と仲間たちの奮闘が始まります。最後はどのようになるのかは観てのお楽しみです。映画のなかにフィギュアスケートの羽生さんが出てくるのも楽しみの一つですね。
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