「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディが1人2役で双子のギャングを演じたクライムサスペンス。「ザ・クレイズ 冷血の絆」(1991)などでもその人生が映画化されてきた、実在の双子のギャング、クレイ兄弟の栄光と破滅を描いた。

 

1960年代初頭のロンドン。貧しい家庭で生まれ育ったレジーとロニーのクレイ兄弟は、手段を選ばないやり方で裏社会をのしあがり、アメリカのマフィアとの結託や有力者たちとの交流を深めることでイギリス社会に絶大な影響力を及ぼしていく。そんな中、部下の妹フランシスと結婚したレジーは彼女のために足を洗うことを決意し、ナイトクラブの経営に力を注ぐようになるが。

レジーの妻フランシス役を「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」のエミリー・ブラウニング、ゲイであるロニーの恋人役を「キングスマン」のタロン・エガートンがそれぞれ演じた。「L.A.コンフィデンシャル」「ミスティック・リバー」などの名脚本家ブライアン・ヘルゲランドが監督・脚本を手がけた。

 

 

 

キャスト

トム・ハーディ  レジー・クレイ/ロン・クレイ

エミリー・ブラウニング  フランシス・シェイ

デビッド・シューリス  レズリー・ペイン

クリストファー・エクルストン  ニッパー・リード

タロン・エガートン  マッド・テディ・スミス

 

また観たくなってDVDレンタルしてみました。

この狂気の世界がなんかおもしろい。性格の違う2人の兄弟を同じ俳優が演じています。トム・ハーディが兄弟のどちらもいかれていますが、両方の違いを上手く演じています。足を洗いたくなった兄と、それを許そうとしない兄弟の葛藤はおもしろいです。

クレイ兄弟とは・・・1950年代から1960年代にかけて、ロンドンのイーストエンド随一の犯罪者であった。彼らの一味、ザ・ファームとともにクレイ兄弟は強盗、放火、取り立て、暴行、そしてジャック・マクビティ、またの名を「ザ・ハット」とジョージ・コーネルの殺害に関わった。