常盤貴子と池松壮亮が初共演し、美容師へのストーカー行為を繰り返す主婦の姿を描いた井上荒野の小説を映画化したサスペンス作品。監督は「もう頬づえはつかない」「絵の中のぼくの村」「わたしのグランパ」などを手がけたベテラン・東陽一。
夫と娘と郊外に越してきたごく普通の主婦・小夜子は、新しく見つけた美容院で髪を切った。その日のうちに届いた美容師・海斗からのお礼の営業メールに返信したことから小夜子の日常が一変する。何度もメールを送り、頻繁に店に足を運び、海斗を指名する小夜子。そして、海斗のアパートを探し当てた小夜子は、部屋の呼び鈴を押してしまう。ストーカー行為がエスカレートするほどに、小夜子はいきいきと輝き、美しくなっていった。主婦・小夜子役を常盤、美容師・海斗役を池松が演じ、小夜子の夫役を勝村政信、海斗の恋人役を佐津川愛美がそれぞれ演じる。
常盤貴子さん演じる親海小夜子は新しく見つけた美容院で池松壮亮さん演じる山田海斗に引かれて、最初は気を使っていたのかと思っていたのですが、次第にストーカー行為に変化してきます。本人はそのように思っていませんが、された方にしてみれば困惑してしまいます。美容師の山田海斗も付き合っている彼女との関係もギクシャクしていくなかで親海小夜子との関係がどうなるのかが楽しみな作品です。
最初はただのお客さんですが、次第にストーカー行為に変わっていく変化に恐ろしさを感じる作品でした。
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