ジャズ史上最悪の事件と言われる、天才トランペット奏者・リー・モーガン殺人事件の真相に迫るドキュメンタリー。1972年2月、イースト・ビレッジのジャズ・クラブ「スラッグス」でリー・モーガンが射殺された。引き金を引いたのはリーの内縁の妻ヘレン・モーガンだった。18歳でジャズの名門ブルーノート・レコードからデビューし、スターダムを駆け上がった天才トランぺッターはなぜ33歳で殺されてしまったのか。そして、妻はなぜ彼に銃を向けなければいけなかったのか。ヘレン・モーガンが晩年に残した唯一のインタビューに加え、友人や関係者たちの証言、リー・モーガン本人の演奏映像や肉声とともに「悲劇」の真相を追っていく。
まずは聞いてみてください。感じてみてください。繊細で感情表現と演奏がなめらかで驚きました。それに、この時代はドラッグに手を出している人が多いこと。優れた人に限ってやっています。命が縮まるのをわかっているのにやめられずに、最後は良くない終わり方のスターが結構いること。
この映画を観終わってからYouTubeでリー・モーガンの映像と演奏ばかり観ています。Jazzは演奏技術はもちろんのこと、それ以外の感情表現が大きな影響があり、フリーの演奏で演奏者の違いを楽しめるので好きです。