2018年3月3日公開
上映時間 121分
「ロブスター」「籠の中の乙女」のギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、幸せな家庭が1人の少年を迎え入れたことで崩壊していく様子を描き、第70回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したサスペンススリラー。
郊外の豪邸で暮らす心臓外科医スティーブンは、美しい妻や可愛い子どもたちに囲まれ順風満帆な人生を歩んでいるように見えた。しかし謎の少年マーティンを自宅に招き入れたことをきっかけに、子どもたちが突然歩けなくなったり目から血を流したりと、奇妙な出来事が続発する。やがてスティーブンは、容赦ない選択を迫られていく。
ある理由から少年に追い詰められていく主人公スティーブンを「ロブスター」でもランティモス監督と組んだコリン・ファレル、スティーブンの妻を「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマン、謎の少年マーティンを「ダンケルク」のバリー・コーガンがそれぞれ演じる。
キャスト
コリン・ファレル スティーブン
ニコール・キッドマン アナ
バリー・コーガン マーティン
ラフィー・キャシディ キム
サニー・スリッチ ボブ
アリシア・シルバーストーン マーティンの母
スタッフ
監督 ヨルゴス・ランティモス
製作 エド・ギニー
ヨルゴス・ランティモス
製作総指揮 アンドリュー・ロウ
ダニエル・バトセック
サム・ラベンダー
デビッド・コッシ
ニッキー・ハッティング
アミット・パンディヤ
アン・シーアン
ピーター・ワトソン
マリー=ガブリエル・スチュワート
脚本 ヨルゴス・ランティモス
エフティミス・フィリップ
撮影 ティミオス・バカタキス
美術 ジェイド・ヒーリー
衣装 ナンシー・スタイナー
編集 ヨルゴス・モブロプサリディス
心臓外科医の男が、 亡くなった元患者の息子と親しくしていくうちに、 自分の子どもたちに不可解な異変が起きていくミステリアスなはなしです。
感情を揺さぶる音楽、特徴的なカメラワークで一瞬たりとも気が抜けない。 失われたものを取り戻したいマーティンの願いが引き起こした悲劇。
