2018年2月24日公開
東日本大震災で甚大な被害を受けた、宮城県の漁村・波伝谷にカメラを向けた『波伝谷に生きる人びと』の続編となるドキュメンタリー。
震災から1年が過ぎ、地域の伝統行事復活を通して住民たちが復興への道を探る姿に密着する。大学時代から同地の民俗調査に携わってきた我妻和樹が、前作に引き続き監督を務める。
各地に大きな爪痕を残した東日本大震災で、宮城県南三陸町にある漁村・波伝谷は、津波により集落が壊滅状態になった。かつてのコミュニティーがバラバラになってしまった波伝谷で、一人の青年が住民たちにとってかけがえのない行事である「お獅子さま」復活の声を上げる。その行事は再び人々に絆を取り戻し、新たな希望となるはずだった。
これだけの大きな震災はなかなか起きないです。その経験や記録は文字などで残ってあることがありますが、今では動画で残すことができます。
今回は宮城県の漁村・波伝谷のコミニティーの伝統行事を復活するまでを密着しています。多くの方が被害にあっていて、そのなかで自分の生活環境や地域の関係を復活にする間をドキュメンタリーとして残しています。この経験が後世に大きな影響を与えるようになるといいですね。これ以外にも多くの作品があるので探してみたいと思います。