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日高ショーコのBLコミックを映画化したラブストーリー。

広告代理店に勤める男性と美大で学ぶ青年が、戸惑いながらも強く惹ひかれ合う姿を追う。メガホンを取るのは『あかり』などの谷本佳織。年上の男性に思いを寄せる美大生を演じるのは『動物戦隊ジュウオウジャー』シリーズでジュウオウエレファントことタスクを演じた渡邉剣。俳優生活で初のキスシーンを披露している。

CM撮影である日本家屋を訪れた広告代理店勤務の桜井和明は、いとこたちと暮らしている美大生の水川蓉一(渡邉剣)と出会う。あることがきっかけでこの家に通うようになり、桜井は少しずつ水川を意識するようになる。絵を描くこと以外は何事にも興味を持てなかった水川も、次第に桜井の存在が気になりだす。同性であることや37歳と19歳という年齢差、社会人と学生という立場の違いに戸惑い、悩みながらも二人は距離を縮めていく。だが、桜井に大阪転勤の辞令が下される。


原作を読まないで鑑賞。恋愛映画なので、恋愛の要素はたくさんあり、ありきたりな場面があります。2人が惹かれ合う瞬間は、タイトル通り花が咲く美しさが感じられました。

現実は、やはり偏見やおふざけの対象になることも多いですが、人を好きになる瞬間は誰でも素敵なことだと感じさせてくれる作品です。