「リング」シリーズや「女優霊」など数多くのJホラー作品の脚本家として知られる高橋洋の監督作。
1970年代に神道霊学研究家の武田崇元によって提言され、オカルト界で語り継がれてきた概念「霊的ボリシェヴィキ」をテーマに描く恐怖心霊映画。集音マイクがそこかしこに仕掛けられた奇妙な施設に、かつて「あの世」に触れたことのあるという、7人のゲストと呼ばれる男女が集められる。その中のひとり、由紀子は過去に神隠しにあった経験があった。その施設は霊気が強すぎるためデジタル機器が機能しないため、録画のためにアナログテープが回され、そこにゲストたちによる恐怖の心霊実験の模様が記録されていく。
リングや呪怨といったJホラーとは異なるアプローチから仕立てられたすばらしい作品。さすがホラーの仕掛人高橋洋氏。小品ながらホラーファン必見の作品に仕上がっています。
調べてみたら クラウドファンディングのMotionGalleryでお金を集めて作品を使ったのですね。今っぽくてすばらしいです。個人のやりたいことを複数の人が助けて、その目的を達成するのはすばらしい。どんどん素晴らしいことを自分たちが主導して行っていきたいですね。