2016年・第69回カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を受賞した、フランス人女性監督ジュリア・デュクルノーの長編デビュー作品。
厳格なベジタリアンの獣医一家に育った16歳のジュスティーヌは、両親と姉も通った獣医学校に進学する。見知らぬ土地での寮生活に不安な日々を送る中、ジュスティーヌは上級生からの新入生通過儀礼として、生肉を食べることを強要される。学校になじみたいという思いから家族のルールを破り、人生で初めて肉を口にしたジュスティーヌ。その行為により本性があらわになった彼女は次第に変貌を遂げていく。
主人公ジュスティーヌ役をデュクルノー監督の短編「Junior」でデビューしたガランス・マリリエールが演じる。
スタッフ
監督 ジュリア・デュクルノー
製作 ジャン・デ・フォレ ジュリー・ガイエ ナディア・トリンチェフ ジャン=イブ・ルバン
キャスト
ガランス・マリリエール ジュスティーヌ
エラ・ルンプフ アレックス
ラバ・ナイト・ウフェラ アドリアン
ローラン・リュカ ジュスティーヌの父
17年の「ネオン・デーモン」で他にはない独特の設定と視点で少女の成長を描いていて驚きながら見ていましたが、今回もおもしろい作品でした。
繊細な少女の成長物語を刺激的な映像と繊細な表現にて危うく美しい映像美でした。少し癖のある作品なので、好き嫌いが人である作品だと思いますが、私はすこし危険で危うい刺激的な作品は好きなので満足して作品を観れました。