[ニューヨーク 14日 ロイター] 14日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが上昇した。欧州の首脳が債務危機に対して大胆な措置を打ち出すとの期待感が、このところのユーロの上昇を支えている。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が14日からパリで始まった。債務危機への対応をめぐり、23日の欧州連合(EU)首脳会議までに概要について合意されるとの期待感からユーロが上昇した。
ギリシャ救済に向けて中国やインドなどの新興国が国際通貨基金(IMF)の資本基盤増強に貢献する可能性があるとの見方も地合いの改善につながった。
これを受けてユーロ/ドルは1.39ドルに迫り、1カ月ぶりの高値をつけた。アナリストからは、ユーロは短期的には若干の上昇余地はあるが、数日以内に1.40ドルを下回る水準で高値をつけるとの指摘があった。
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの為替ストラテジスト、マーク・マコーミック氏は「この日の上昇はショートカバーが中心だった」との見方を示した。
電子取引EBSでユーロ/ドルは一時1.3895ドルまで上昇した。1.3723ドルの安値をつける場面もあったが、欧州中央銀行(ECB)がイタリアとスペインの国債を買い入れているとの観測などで値を戻した。 ドル/円は0.5%高の77.22円。EBSで一時77.45円の高値をつけた。 リスク選好の高まりを背景にドル指数は0.5%下落した。 【関連記事】
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