漁業取締船を視察してきました!
12日に有明埠頭に帰港した漁業取締船の東光丸と白竜丸を視察しました。漁業取締船は、官船7隻と用船37隻の計44隻が運行しており、東京港には本庁管理課指導監督室の東光丸2,070トンと白竜丸1,296トン(H26年には代船竣工予定)が配置されています。
漁業取締船は、我が国周辺海域における水産資源管理のために、外国漁船等による違反操業の取り締まりを行っています。本年に入ってからは韓国漁船4隻、中国漁船3隻を拿捕しています。
視察では、ブリッジ、無線室、機関室で装備の説明を受けました。高速取締艇を用いた乗り込み訓練も視察させてもらいました。
取り締まり業務は、危険をともなうため日ごろの訓練が重要です。帰港したばかりにもかかわらず、きびきびとした迅速なデモンストレーションを拝見でき、国境の海で任務に就く乗員に頼もしさを感じました。漁業取り締まり業務は排他的経済水域(EEZ)を確保することに直結しており、最近は、注目されることが多くなっています。
最後にサロンで職員の皆様を激励する機会を賜り、日夜の激務に感謝を申し上げ、今後も健康に留意して事故なく職務に精励することをお願いしました。