4月30日から5月1日にかけて、宮城県気仙沼市と岩手県一関市において、森は海の恋人運動にかかわってきた人たちが集まり、漁業の復興を目指してシンポジウムが開催されました。
冒頭に、NPO法人森は海の恋人の畠山重篤さんが挨拶されました。畠山さんは、このたびの震災で、船も養殖施設も書斎もご子息の家も失い、会場には着の身着のままで来られました。何もかも
奪った海に対して、畠山さんは「海にうらみはない」と挨拶されました。海に生きる者の覚悟というか、その言葉に、私は、胸が一杯になりました。
シンポジウムでは、私も、漁業の復興に向けての補正予算に対する考えを発表しました。
写真は唐桑沖の被災漁船。