引退間近の名車両に集まった撮り鉄が大暴走。JRの“ある対応”に怒号が飛び交う騒然のホームとは?
2024年11月、横浜駅で発生した“撮り鉄トラブル”が物議を醸しています。引退が迫る横須賀線の人気車両を一目見ようと、約50人の撮影者(通称・撮り鉄)がホームに集結。中にはマナーを守らない一部の撮影者もおり、ついにJR側が“ハイビーム走行”という異例の対抗措置を実施しました。
「ホーム騒然…撮り鉄に“対抗策” ハイビームに飛び交う罵声」スーパーJチャンネル(2024年11月12日)
■ 現場は騒然…引退車両を前に罵声が飛び交う
問題が発生したのは、JR横浜駅のホーム。撮影目的の鉄道ファンたちは、列車到着前まではルールを守っていたものの、車両が姿を見せた瞬間、空気が一変。興奮した一部の撮り鉄が前方に押し寄せ、黄色い線を越えるなどの行為が続出しました。
駅構内アナウンス:
「黄色い線から出ないでください。下がってください!」
事態を重く見た駅側は、マナー違反の撮影者に対し、通常とは異なる対応を取りました。
■ JRの“ハイビーム警告”に激高する撮り鉄たち
駅の放送ではこう呼びかけられました。
駅構内アナウンス:
「撮影ルール守っていただかないとハイビームのままですよ」
この一言が火に油を注ぐ結果に。撮影に支障をきたすハイビームに対し、怒号や罵声がホームに飛び交いました。
撮り鉄の叫び:
「ボケー!」
「バーカ!」
「うるせーマジで!」
撮影者によると、ハイビームのまま走行されると写真が白飛びし、思うように撮れないため、撮り鉄にとっては死活問題だといいます。
■ なぜ“ハイビーム”は問題なのか?
撮影者の証言:
「ハイビームにしてしまうと光がバーッと当たって、ちゃんと写らなくなってしまう。ロービームだと写真の出来栄えが全然違う」
JR東日本によれば、通常は安全確保のためハイビームで走行しているものの、撮影者に配慮してロービームに切り替えることもあるとのこと。しかし、今回はマナー違反に対する“注意喚起”としてハイビームのまま運行したとみられます。
■ JRの対応と、問われる撮り鉄のマナー
JR東日本は「撮影者にはマナーを守っていただきたい」とコメント。駅や乗客への迷惑行為が続くようであれば、今後さらに厳しい対応が取られる可能性もあります。
★マナーを守って“撮りたい”を楽しもう
貴重な鉄道の引退シーンを記録したいという想いは多くの撮り鉄に共通するもの。しかし一部のルール違反によって、鉄道ファン全体のイメージが損なわれる事態になりかねません。鉄道会社との信頼関係を守るためにも、「撮る側」の節度が今こそ問われています。
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