弱さを抱きしめて | Never give up〜糖質オフからケトン食まで〜

Never give up〜糖質オフからケトン食まで〜

がん、糖尿病、精神疾患、肥満。治療のために真剣に糖質制限に向き合いたい方の為に書いているブログです。

人なら誰だって。

どうしてあんな事をしちゃったんだろう、
何故思いとどまれなかったんだろうと。


時には自分が殺したいくらい嫌になり、
後悔して情けなくて、恥ずかしくて、
消えてしまいたいくらいなんだけど…


どうしたらいいかわからなくて


見ないで聞かないで言わないで
傷つけたのに、自分一人だけ傷ついたふりして。

人のせいにして
恨んで、

ひねくれて頭ではわかっているはずのに
理想的な行動が取れなくて。


切り離して
環境を変えて

いっそ誰も知らないとこで一からやり直したいと思うこと、多かれ少なかれあるんじゃないかと思います。



っていうか、私にはありました。


過ちを犯した時、
どうするか。


これって凄く、凄ーく大事。




傷つけられた人は、


白日のもとにし、
さけずんで、ののしって、
罰を与えて、消えて欲しい。

傷つけられたんだから、当たり前にそう思うことでしょう。




わかるから、
さげずまれても、罵られても、
罰を与えられても、
仕方ない、
何にも言えない。


そう思って、
自暴自棄になり、
引きこもっていじけていた時のことです。



ネバーギブアップと。
私に言ってくれた人がいました。

悪い事をしたのに、
今までしてきた良い事を思い出してくれて。

またゼロから始めたらいい。
頑張って、また、築き直したらいいと。

励ましてくれた人がいました。
赦してくれた人がいました。
認めて、必要としてくれた人がいました。




わたしは、人の温かさに触れ、
また、始める勇気をもらいました。




そんなことがあったので、以来
私も、そんな人になりたいと強く思いました。




弱さまるごと、
認めて、赦して、信じて。
励まして勇気づけて、

受けた恩を
いつか誰かに返そう、送ろうと。




今、
とっても弱い私が、
同じように弱い人をみて思うこと。




人間は弱いから、
誰だって失敗はあります。



その時、
立ち直れるかどうかは、
本人の力だけではどうにもならないのではないでしょうか。


周りの環境が大事なのではないでしょうか。


切る
殺す
焼く
奪う
晒す


時にはそれも大事ですが、
温かさこそ、
人を本当に立ち直らせるのだと、


今はそう思っています。





厳しさと優しさ。
もう、二度とそれを繰り返さない為の環境づくり。

寧ろそれが大事なのではないでしょうか。




そんな事を思いながら、
ああ、これはがん治療も同じだと思いました。



あらゆる事の、根は同じだと感じました。



綺麗事なのかも知れませんが…




誰だって再出発するチャンスはあっていいと思います。



がんだって、生まれ変わりたいのかも知れない。



奪うだけではなく
与える医療。

殺し、排除するのではなく、
受け入れて、共に生きるために、
その環境をつくるような医療。


標準療法と代替療法。
西洋医学と東洋医学。

医療も
そんな関係になれないものでしょうかね。



弱さを抱きしめて、
ネバーギブアップ。



生きてる限り、何度でも、
ゼロからだってやり直せる。


そんな社会でありたい
そんな自分でありたい


そう思った、真夜中のつぶやきでした。




Mrs.GAGA