ロングライドがしたいんや!
というわけでツール・ド・おきなわ210キロコースを走ることにしました。
このコースを走ると・・・
①ロングライド&ヤンバルの激しいアップダウンでいいトレーニングになる
②美しい海&雄大な景色により胸がキュンとなる
③今年走る予定のツール・ド・おきなわ100キロコースの試走にもなる
とまぁいいこと沢山。
というわけでマイカーをズドドドドバキューンとマッハのスピードでスッ飛ばして名護21世紀の森公園に到着。
ここからスタートするであります。
まずは本部半島をくるりん一周です。
瀬底島も美ら海水族館も無視。
ただストイックに己の走りを追求します。
が、
しかし、、、
ここで無視できないものが。
それは・・・
ワルミ大橋だぁ!
屋我地島へと繋がる新しい橋なんですね~。
行ったことないから知らんけど松島みたいや~。
短い橋ではありますが、道がきれいでなかなかよぉござんすなぁ。
というわけで210キロコースからは少し外れ、このまま屋我地を抜けて58号線へと復帰します。
フッフッフ、これで屋我地の試走も少し出来ましたな。
孔明も驚くであろう素晴らし過ぎる作戦なのです。
でその後パラリラパラリラと蛇行運転を繰り返して与那へ。
ここまでで距離約70キロでアベレージスピード29キロ。
追い込んで走ったわけではないけど楽して走ったわけでもない。
ほどほどの疲労感。
おそらくツールの本番でもこんな感じで与那の登りに突入することであろう。
自分の目標はこの状態でなおかつ余力を残して与那の登りで22分を切ること。
で、そのタイムは・・・
ウオォォォォー!
21分10秒。
や、やったで、やったでー。
余力を残しつつ自己ベスト更新やー。
(^^)v
でその後は足取り軽くススス~イとさらに北上。
その途中、
な、なんと、、、
ヤンバルクイナが道の脇におった。
写真は撮り逃したのですが、いや~、貴重なものが見れました。
ヤンバルってほんと素晴らしい。
が、その後、
もっとすんごいのんが目の前に現れた。
しかも今度は写真におさめることに成功!!
そのすんごいのとは、、、
これだ!!!!
東京から10ヶ月、はるばる4000キロ以上を自転車&リヤカーで旅してやってきたおっちゃん。
ちなみに自転車はプレスポでリヤカーはソーラー発電まで備える優れ物。
鉄腕ダッシュもびっくりだ。
そしてこのおっちゃん、靴は地下足袋なのである。
おっちゃんいわく、地下足袋は踏ん張りが利くので、どんな靴より最高らしい。
みなさ~ん、SPD-SLやSPEEDPLAYやiCLICなんてもう古いですよ~。
これからは自転車に地下足袋ですよ~。
というわけでなかなか素晴らしい出会いがあった後はさらに足取り軽く、奥を越え辺戸を越えで再び与那へ。
しかしここまでで120キロ以上。
けっこう足にダメージがきてますきてます。
とうわけで二度目の与那の登りはタイムを気にせず楽に登ることに。
でも一応タイムを測ってみると、、、
おぉ!
意外にも悪くない。
わ、わしかてちょっとずつ強くなっとるんやな~(シミジミ
というわけで、ウカレポンチな気持ちで普久川ダムの自販機でジュースを買って一息。
そしてさらに先を目指します。
この辺りまで来るともうかなりキツいですねぇ。
安波から東村への登りは足がキチキチバンバンでございました。
そんなこんなでなんとか平良までパー着。
ここでまたジュースを買っ、、、
て一息のはずが、
とんでもないこと思い出した。
さっき普久川ダムでジュース買ったとき1010円入れたけど、
お釣り900円取るの忘れとったー!!!!
ひ、ひでぶぅ~!!
ど、どないしよ(アオザメルガンメン
引き返すにはあまりにハード過ぎる。
というわけで、ツールのコースはあきらめ平良から58号線に出て、速攻で名護に帰って車で普久川ダムに行くことに。
しかし名護から普久川ダムってけっこう遠いんですよね。
おまけに往復。
もうあきらめようかとも思いましたが、、、
「あきらめたらそこで試合終了だよ」
というあの名言が脳裏をかすめ、普久川ダム目指し北上。
して、その結果は・・・
チーン
=糸冬了=
誰やぁ!
お釣りをとったんわぁ!!
今すぐ与那の登りで勝負やぁ!!!
虚しいおたけびがヤンバルの森にこだまするのでした。
その帰り道、、、
すき家で食べた牛丼250円が妙に塩辛かったのは、決して紅ショウガを入れすぎたからではなく、流した涙のせいなのは言うまでもない。