なにはともなれ、まず最初に、気になるタイトル「CODA」の意味を、
調べてみました。 すると、こんな説明です。
~「Children of Deaf Adults」の略で、聴力に障害のある親のもとで
育った健聴者の子どもを指す~
タイトルの意味が分かれば、自ずと作品の内容も把握でき、実際
その通りの物語になっています。
とんと知らないことだったので、いささかの意外感を覚えましたが、本作は
2014年フランス映画『エール!』(監督:エリック・ラルティゴ/)の
英語リメイク作品であるとされています。
物語の展開については、要領を得たこんな案内がありましたので、
ここに引用させてもらうことにしました。
~耳が聞こえない家族の中で1人だけ耳が聞こえる(いわゆるCODAの)
ルビーは、幼い頃から家族の耳となり、通訳係として家業の漁業を
手伝っていた。
高校の新学期を迎え、ルビーは憧れるクラスメイトと同じ合唱クラブを
選択する。
すると、顧問の先生がルビーの・・・ ~
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「コーダ あいのうた」 2021年 監督:シアン・ヘダー/
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左から)エミリア・ジョーンズ/トロイ・コッツァー/
マーリー・マトリン/ダニエル・デュラント/
出演は、その「CODA」の立場にあるルビー役に、8歳から子役として活動して、
2011年『ワン・デイ23年のラブストーリー』(監督:ロネ・シェルフェグ/)や
その父親役を、自身が聾者であるトロイ・コッツァー/が演じ、その演技で見事こ
アカデミー賞助演男優賞に輝きました。
母親役には、18ヶ月の時に失聴したものの、
1986年『愛は静けさの中に』(監督:ランダ・ヘインズ/)
アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。
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