日本での劇場公開はなかったようです。
人権派の弁護士が主人公という地味目なお話の上に、アクションなど
ビジュアル的なインパクトも少ない印象ですので、興行成績などを
考慮した処置だったのかもしれません。
お話の中には、共同経営者の相棒が急逝してしまったことで
それまで任せっきりだった資金調達にも、自らが手を出さざるを
得なくなった、人権派弁護士の悪戦苦闘ぶりも紹介されます。
~正義だけではメシは食えない~と言ったところでしょうか。
そんなところへ、おいしい取り引きを持ちかけてきた人物がいました。
~その報酬は10万ドル。 これだけの資金があれば、一気に事態を
好転させることもできそうだ~
しかし反面では、~職業倫理に反する~
さて人権は弁護士・ローマンの選択は?
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「ローマンという男-信念の行方-」 2017年 監督:ダン・ギルロイ
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デンゼル・ワシントン/コリン・ファレル
主演は、
1989年「グローリー」)監督:エドワード・ズウィック)で助演男優賞、
2001年「トレーニングデイ」(監督:アントワーン・フークワ)では念願の
主演男優賞、二つのAW演技賞を獲得している名優デンゼル・ワシントン/
本作でも、何度目かのAW主演男優賞にノミネートされました。
共演は、ジェフ・ブリッジスがAW主演男優賞に輝いた
2009年「クレイジー・ハート」(監督:スコット・クーパー)など、
メッチャ眉の濃い特徴的な風貌を備えたコリン・ファレル/
女優では、
2014年「グローリー/明日への行進」(監督:エイヴァ・デュヴァーネイ)
などにも出演していたカルメン・イジョゴ/
監督は、
2014年「ナイトクローラー」(主演:ジェイク・ジレンホール)などの
ダン・ギルロイ/が務めています。
アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。
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