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土曜日は くにこ がお伝えします。
死をも覚悟した母の手術前後を通しての触れあいは、実に淡々とした中にあるそれをみた。
生かされるならば天寿を全うすることは無理だけれど、生きなければね。と、母は言う。
誰それのことが心配と心残りは尽きないらしい。
今の境遇を何の因果かと思いめぐらし、死を身近に感じ想ったとき、ただ一人、泣き崩れたらしい。
涙の奥には成人した孫たちの幼き頃の在りし日々だったという。
当時を思い出しては、今の自分自身の消えるかも知れない命のともし火を、ゆらめきを一身に感じて、言葉にならない感覚も混じりあっていたのでしょう。
母の言葉はとてもシンプルです。
一言、一言がリズムを打つように響きます。
身体が打ち震えるようです。
思わず声を殺して泣き目を上げると、今まで泣いていた母がそっと手を差しのべてくれます。
どんなときにあっても、母は母なのです。
母を見舞うと、決まって右手を挙げ手のひらを向けて歓迎してくれます。
小さき身体が少しだけ大きく見えるのです。
母の存在は唯一無二。
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