スズキ・ハスラーで日本全国を回って | 毎日が撮影会

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撮影会に行くことは今後無いので趣旨と違ってきますが馴れ親しんだタイトルを継続します。
「旅行の話」「家庭菜園」「料理」「つぶやき」がメインに培った撮影技術を活かしていきたいです。

このたびは【円安】なので国内旅行をしたのではなく、これまで海外旅行をしてきてあまり国内旅行をしてなかったので、これを機会に47都道府県を回ってみようと思ったからです。

東北地方はほとんど訪れておらず、海外には行くのに全国を回っていないのは中途半端だったので良い機会だと思って計画を立てました。

 

日本国内は良い場所も多いと聞いていましたが、これまでは「休みの日や旅費などを考えると海外旅行のほうが割安だ」と感じてきました。

(いま日本にいている外国人観光客は昔の自分とかなり似ていると感じています)

どうしても連続4日以上の旅をしようとすれば年末年始か盆前後、ゴールデンウィークぐらいしかないし、年休も連続では取りずらいのでどうしても金額が高めの時期になってしまいます。

ご存じの通り、公共機関の交通費はどれを利用してもそう大差はないですが荷物を持って移動する時間が意外と多くなるし、「車を利用すると渋滞する可能性もある」し、「宿も1部屋いくらではなくて1人いくら」なので1人旅なら割高になってしまいます。東アジアや東南アジアなら最低2泊3日でも帰ってこれるし、1人旅でもトータルの費用が国内旅行よりもずっと安かったです。(コロナ禍前)

 

 

今回全国を回るのにマイカー・現行モデルのハスラーを使用しました。日本全国を回るのに自家用車を利用した理由は単純に「ドアトゥードア」だからです。わが愛車ハスラーはハイブリッドもどきエンジンなので通常走行なら23~24kmの燃費で信号のない郊外を走れば30kmぐらいの燃費まで上がります。この車50km手前、70km手前のがスピードが一番燃費がいいので高速道路ではそれほど燃費が上がりません。むしろ自動車専用道路のほうが上がります。

 

「ドアトゥードア」は親を旅行に連れていくときによく使った方法でもあります。車のほうが疲れると思うのですが、駐車場からプラットフォーム、乗り換えの移動などを考えると意外と歩きます。足の悪かった親からするとかなりの負担になるので、「家から観光地」、「家からホテル」というように歩く距離を少なくする方法でもありました。

 

公共機関を全く使わないというわけではないですが、親を連れて歩くと本当にバリアフリーって日本は遅れているなあと痛感します。羽田空港を降機する場合も空港の端っこに降ろされるのであの距離は元気な人でないと厳しいです。都心の地下鉄での移動なども階段が多くて脚やヒザに課題がある人には本当に苦行です。自分も調子が悪いときにはどうにかならないかと思うことがありました。

(一見便利そうに見えますが、不便になったことには気づかないのかな?羽田空港は拡張することで以前よりも移動時間が長くなるのですよ。今回ものすごく痛感しました)

 

自家用車を利用するデメリットは駐車料金です。これは結構馬鹿になりません。ですが、公共機関を使う場合、駅やバス停までの移動、乗り継ぎの移動など思った以上に時間やお金がかかりますし、荷物を持った状態では体力もいります。

ここは個人差(価値観)があるので、どちらが良いかの決められないと思います。

車の運転が大変だと思えば、公共機関だと思います。

 

自分はどちらも好きですが、荷物が多いときは公共機関を利用したくないのと現在の自宅から駅までタクシー利用になってしまい片道3500円ぐらいかかりますので、ハスラーなら同額『一般道+阪神高速利用』で大阪まで行けます。時間は倍以上かかりますが、新幹線代金を節約できますのでメリットは大きいです。

 

まあ駅周辺に車を駐車して新幹線に乗るという方法も過去使ったことはありますが、フレキシブルに行動するなら車で移動が便利な場合が多いです。

 

当然飛行機を利用する場合はおおよそ公共機関を使うようになりますので、移動時間などの時間のロスには毎回うんざりします。話のネタにできる場合はそれでも良いですが、同じことを何回も繰り返すと飽きてきます。

 

 

全国を回るのに自分なりに予算を組んで、その予算内で行動するように計画をしました。ヨーロッパ旅行とは違ってほぼ予定通りでした。

 

1回目と3回目の旅行を合体した計画だったらもっと節約できたと今では思いますが、1回目の旅行直前に「肋骨骨折」をしてしまい、まあ旅行どころじゃなかったですね。最初は慰安を含めて高級なホテルに予約していましたが、骨折の痛みで観光どころじゃなくて毎日ホテルの純正の温泉につかっていました。温泉のあるホテルに宿泊したのが良かったのか回復がものすごく早く痛みはありましたが普通に行動できるようになりました。

 

1回目と3回目を合体していたらたぶん中止にしていたでしょうね。車での移動なので公共交通機関の縛りはないですが、ホテルの予約やフェリーの予約など早いものでは半年前から行いますし、ホテルなどのキャンセル料は極力かからない方法を取りますが、フェリーなどは予約即支払いになりますので、キャンセル料が発生します。

早めは安くなりますが、リスクはいつもあります。

 

上記の写真ではマットを入れていますが、これはトゥルースリーパーです。

車中泊のために入れたものではなくて、仮眠するためのものです。

あまり利用することは少ないですが、時間調整などでは使いました。

また長距離移動する場合、「夜中に走ること」「早朝に走ること」があるので、疲れた時のマットです。真夏や真冬には向かないと思います。

 

上記はものすごく不格好な感じの写真ですが、ハスラーは座席をフラット仕様にさせる場合、スペアタイヤを装着できないのです。万が一パンクした場合の対処としてスペアタイヤを運転席の後ろに積むので後部座席をフラットにできないのです。

そういう関係でマットは折りたためなくて敷いたままになります。

(半分に折りたたんでしまうと傷んでしまうのでそれは避けたいと思っています。)

 

車中泊は一切せずに旅行しました。日程をしっかり組んでいるので休む時には休んだほうがいいのと、「充電とネット接続」は必須なので両方できるようにしました。実際に仮眠で運転の疲れを軽減はできますが限界はあります。特に渋滞に巻き込まれないために6時には宿を出ることは多かったです。朝食をとって行動するとまあ通勤時間にはまり、渋滞に巻き込まれます。佐世保と守山ではひどい目にあいました。特に守山は構造的に渋滞になるので絶対に解消するべきだと痛感しました。200m進むのに30分以上かかるなってあり得ないでしょう。(よその街のことなので愚痴っても仕方ないのですが)

 

2回目の旅行では出発の3日後に腰痛になりました。多分ジーンズがパツパツで腰に負担が来ていたのでしょう。悪化しないように工夫はしましたが、毎日300kmほど走りましたので夜はすぐに寝るようにしました。帰宅してから痛みは引きましたが、長期で出かけるデメリットを感じました。

長距離運転する場合はラフな格好が望ましいと痛感しました。

 

2回目と4回目を合体させたら、これも節約になりますが、旅行期間が1が月半になり、さすがに長いので分けました。2回目で腰痛になっていたので分けて正解ですが、費用的にはだいぶん差が出たと思います。

この辺りは結果論でしかないですが、判断はしにくいですね。

 

効率的に回るのであれば4回を2回にまとめておけばもう少し回るところを増やせたかもしれませんし、交通費などの費用も抑えることができたと思います。

1回目の旅行でマリオット系列のホテルにかなり泊まりましたので、このあたりもゼロに近いぐらいの数にしていたら全体の予算の20%は減らせたと思います。

 

自分の旅はカプセルホテルやGHのようなところからマリオット系列の高級なホテルまで幅広く利用しましたので、一応使うときはそれなりにお金を使うようにして、節約するところはものすごく節約しました。

 

車の移動で一番気を配ったのが「給油」です。1つはガソリン代に地域差があるからです。離島は別としてもざっと1Lあたり20円の地域差がありました。なので前日の夜まで給油するようにしましたし、高い地域の場合は移動先で安い値段のスタンドを探すようにしました。田舎に行くと高くなりますが、街中も高いです。少し町中から離れると安くなるケースや格安のスタンドがある場合があるので観光しながら探すようにしていました。

また、高い場合5~10Lだけ給油して次まで持たせるようにしました。

ランプ点灯で給油しても23L以上入れたことがないので例えば他よりも10円高いとしても230円です。その半分でも115円なのでその時の損は少ないです。

 

ですが、あまり金額を考えずに入れているとトータルでは数千円の違いが出ます。

自分の住んでいる地域も表示価格が171円と高いです。会員価格で169円ですから、北陸方面と大差ないです。

その中で162円で給油できるところがあり、自分の中では『162円を基準』に全国回りながら給油してきました。

昨年の最低価格が155円で最高価格が177円でした。

今年は最低価格が159円で最高価格が170円でした。

北陸では運よく167円ぐらいで入れられましたが、会員とライン登録者で170円以下のところはありましたが、全体的に高く、確認したところでクレカ払いで176円でした。

 

燃費を意識して走ったことと給油場所を探して走ったことでガソリン代を1万円以上は節約したようです。