ユーレイルパス グローバルパス | 毎日が撮影会

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撮影会に行くことは今後無いので趣旨と違ってきますが馴れ親しんだタイトルを継続します。
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グローバルパス: ヨーロッパで最も料金の安いレイルパス | 最もお得な鉄道パス (eurail.com)

 

旅の前半は鉄道を主に利用したのでレイルパスを正確に使用できるかかなりドキドキしていました。

ネットで調べても使い方について触れているものが無く、自分の不安を解消してくれるものが無かったのです。

同じ思いをした人が必ず居るはずなのに、なぜネットにあげていないのかな????

 

まずは購入の所から

金額は年齢希望する種類によって変わります。

また、1等客車2等客車でも金額が変わります。

 

自分の旅程は45日間だったので2ヶ月1等客車15日travel dayを利用しました。

 

パスはスマホの電子データーで提示するものと紙データーで提示するものがあります。

現在は基本スマホで提示するのを推奨しているようです。

自分は基本PCで予約の作業を行いましたが、旅程の列車予約はスマホ提示し、座席予約は印刷した紙データーで提示しました。

電子データーの欠点はWiFiにつながっていないと提示できない場合が多いことです。予め準備していたら大丈夫ですが、車掌が変わると再度確認に来ます。また車両によってはWiFiが使えないのもありました。

また座席予約だけを確認したら終わるケースがあったり、両方見せるように支持があったりと車掌によって判断が違ってきます。

いろいろとプランを練りながら『15日』で収めましたが、『20日』有るともっと良かったなあと思っています。

スペインとギリシャで利用できなかったのでかなり代案を作りました。

ギリシャは鉄道の復旧がまだ終わっていないので検索しても利用できるものがなかったです。スペインはマドリードを中心に日帰りにすると利用できるところがなかったので、まず利用できるかどうかで旅程を決めていないと自分のようになります。

結果論ですが、『2ヶ月パス』にしなかったのは毎日乗車するとは思っていなかったし、飛行機移動も最低数日有りましたので、割安感を感じられなかったのが理由です。

ですが、実際にスペインではマドリードを中心とした近郊列車では使えなかったし、ギリシャでも遠方に行く郊外列車が使えなかったので結果的には15日でまかないました。

 

最後の鉄道乗車はtravel dayを全て消化したのでテルミニ駅からローマ空港まで高速鉄道利用に14ユーロ支払って利用しましたが、ユーレイルパス1日は36ユーロ相当になりますのでパスを使わない方がお得なのです。

パスを利用しないで列車に乗ったのは、この区間ベネチア・メストレ駅とサンタルチア駅の往復3.4ユーロ)だけでした。

 

利用価値があるかというと充分に「あり」です

 

もう一度行く機会があり、ユーレイルパスを使えるなら2ヶ月ものを購入して列車主体の旅にします。

デメリットをあげると

列車は飛行機よりも遅く、遅延も多いので不便です

1等客車ならLCCよりも値段が高いかも知れません。

国際バスよりは早いですが値段は高いです。

座席予約が必要な時間帯や路線があります。

座席予約はキャンセルしても返金が無い場合が多いです。

 

1等客車は片方2席、もう片方が1席の並びで平均して2~3車両あります。

2等客車は両サイド2席ずつでした。当然2等客車の方が車両は多いです。

最も少ないので、1車両を半分1等客室、半分を2等客室というのも有りました。

スロヴァキア往復の列車とミュンヘン・ザルツブルグ間の列車のみ1等車両が無かったです。

 

2客客車が満員状態でも1等客車で座れないと言うことは一度も無かったです。(かろうじて)

時々2等客車の方が1等客車に来て座っている人たちがいましたが、(車掌)検札のかたに注意を受けて移動していました。

駅には改札が基本ないので、車両での検札があります。

いつ来るか分からないのでスマホの電源を入れて、ネットがつながる状態にする必要があります。ない場合もありましたが、座席予約の列車では必ず1回は来ます。

 

快適な旅行を準備したり、予算に余裕があれば絶対に1等客室です。

座席予約の値段が1等客車と2等客車で値段が違っていたのはユーロスタータリスだけだったと思いますが、忘れました。

 

 

①鉄道駅に駅員さんはいないと思え!

 自分が困った状況になっても助けてくれる人は居ません。

 運良くその場にいれば尋ねることは出来ますが、乗換駅でたまに見るぐらいでした。

②改札はない

 改札がないのでキセルが出来ます。

 乗車中に検札が廻ってきます。

 ブリュッセルミディ駅からルクセンブルグ駅の間3時間で3回同じ席にいたのに廻ってきました。

 たぶん(車掌)検札の方が替わると巡回を改めてするようです。

 いつでも提示できるようにする。

③列車のホームは駅の電光掲示板で見ることが出来るが!?

 通常進入するホームは決まっているように見えて、予定時間も15~20分前にならないと確定されない。

 また直前でホーム変更もあるので安心しては駄目。絶えず自分がいるホームで良いどうかの確認しながら待つこと。急な変更で急いでホームを移動したのが2回経験しました

③ICは自由席なのでどこに座っても良い

 ICや予約推奨の列車はどこに座っても良いが、座席予約が出来る列車の場合、自分の予約席に座っている方が居る場合がありましたので、予約書を見せて席を替わってもらうこと。

 座席予約していても向かいあわせで座りたくない方は空席に移動している方が結構居ました。自分も一回しましたが、検札のかたにはジェスチャーでここに移動したと伝えたら問題なかったです。

④1等車両と2等車両

 車体に1または2の番号があります。

 

 当然1等ホルダーの方が2等に座るのも可能です。

 問題は1等車両(客車)と2等車両(客車)がどの位置になるのか列車が来ないと分かりません。ぼーっと立っていると端まで走るようになることもありました。ホームで提示してあったのはウィーン中央駅だけでした。それ以外は列車が来るタイミングで1等車両を見つけるようにしていました。

⑤荷物持ちあげて乗車するのは苦労する

 上の写真を見たようにどの列車にも段差があります。この列車が両開きドアですが、半分だけのドアも有り重い荷物などがある場合は降りるとき入るときも大変です。日帰りの時は苦になりませんでしたが、移動するときにスーツケースの重さで苦労しました。

 付け加えるなら段差もそうですが、列車とホームの間の隙間も広いところがありますので注意です。

⑥まず遅延は前提に

 どうして遅延するのか分からないぐらいに遅延します。

 走行中に急な減速や停止をする。

 侵入する駅の直前で停止または徐行する。

 遅延していてもホームに入るのにのろのろと入ってくる。

 遅延しているのに中々出発しないときがある。

 *全体を統括する管理センターが杜撰な気がする。

 *日本の普通列車よりも遅い気がするので、設定されたタイムスケジュールで運行できないのが不思議。

⑦遅延していない場合は時間通り出発するが

 欧州の列車は扉に開閉ボタンが有り、それを押して中に入るが・・出発1分ぐらい前になると扉が閉まります。早く閉まる場合もありますが、その場合はぼたを押して入ります。たまに押しても空かない場合があるので焦ります。で出発前に閉まると外から開けられません。乗車時間に間に合ったと思ったが乗れなかったというのを経験したし、そういう方を見たこともあります。

 当然駆け込み乗車も出来ませんし、タイミングが悪ければ乗れないケースがあります。ルクセンブルグ行きの時に1分前なのに乗れませんでした。

⑧車両に警察官が

 国境を越えたりする場合、警察官が乗り込んでくるケースがありますが、特に質問をされたりすることはないようです。自分はフィレンツェからローマの間で警察官に数人にパスポートの提示を受けました。普通にPCを操作していただけで自分だけ受けるのか疑問でしたし、パスポートの写真も撮られました。ものすごく感じが悪かったですが、けんかを売る相手ではないので止めました。

⑨ユーレイルパスがあればキセル疑惑はないが

 こちらでは有効なチケットなどがないとキセル扱いになります。

 近郊線の場合はチケットに打刻をする必要があります。車両の中には絶対にないです。駅のホームのどこかにあります。ホームに入る階段横とかプラットホームで目立たないところとか様々で3回買った中で2回ほどしなかったのですが、あとから打刻する場所を見て、やはりするだと思いました。

⑩座席予約を見せるだけでも良い場合とユーレイルパスも見せる場合と

 (車掌)検札の方次第ですが、座席予約だけで判断される方も多かったです。

 勿論両方とも必要なので準備が要りますが、スマホで全部管理する方法もあります。

 

⑪自分の場合

 PCでユーレイルパスを購入し、あとからスマホ登録しました。ここまでは通常問題ないのですが、座席予約をする場合アプリからすることは出来るのですが、自分が登録したアプリでは2等座席しか予約が出来なかったです。そのために座席予約もPCで行い、印刷して予約書を作成しました。スマホで購入できなかったのか理由は分かりません。

 一括管理できなかったために座席予約変更した際に、予約変更を16ユーロで出来ると画面に出ましたが、支払いが一桁多かったです。どうも乗車券まで発券されたようで、ユーレイルパスが有効になっていた無かったようです。気づいたのが1ヶ月後なので後の祭りです。

 なので、アプリで座席予約も出来るようにした方がいいと思います

⑫上手な使い方へ

 座席予約した場合はその列車に乗らないと予約が失効します。それ以外の場合は臨機応変で乗車を変更できます。

 予定よりも乗車が早くなった場合は予定の時間をキャンセルして、新しい予定にすることが出来ます。最悪乗車してから変更することも可能です。すぐに(車掌)検札の方が来ることはないからです。この方法を結構役立ちましたので、予定が変わって乗車したいときには便利です。座席予約をしていない列車に乗るときにかなり便利です。

⑬ユーレイルパスはQRコード

 本来改札がないのにフィレンツェSMNやローマテルミニ、ナポリセントラルなどホームに入る際にバーコードのチケットが必要になり、QRコードでは入れません。たまたまこれらの駅では座席予約書にバーコードがあったので問題なく入場出来ました。

 ロッテルダムの駅も改札ではないですが、チケットをタッチしないとゲートが開きません。この場合QRコードでも入れました。

 しかし、ブリュッセル空港の駅ではIC列車なので予約書など要らずに乗れると思ったらQRコードではゲート開かず入れませんでした

飛行機が遅延で遅れ、ターンテーブルで荷物を待つこと1時間。遅れ遅れで列車に乗り込もうと思ったらゲートが開かない。そのためにtravel dayが使えず、これで乗れなかったら1時間後の列車になるので自腹でチケットを購入して列車に乗りました。

旅行の出だしで最悪でした。

 バーコードでなければ開かなかったのです。

 *ユーレイルに問い合わせて、この写真を添付して1 travel day分キャッシュバックしてもらいました。

 フィレンツェSMNやローマテルミニ、ナポリセントラルから普通電車に移動する場合はどうなのか疑問は残っています。(スイッチバックする駅にはゲートがあるのかも知れません)

⑭同じく間でも運行する列車によって設備に大きな差がある。

 WiFiが登録によって利用できるものもあれば、出来ないものもあります。

 PCを利用する際に電源を利用できる車両もあればUSBすら利用できない車両もあります。

 様々ですし、同じ車両でも座る席に有ったり無かったりします。

 スーツケースを入れる棚がある車両も有れば無い車両もあります。

⑮1日に何回乗ってもいい

 ヘント・ピータース駅ーアントワープ・セントラル駅ーブリュージュ駅ーヘント・ピータース(3区間)

 ②ヘント・ピータース駅ーブリュッセル・ミディ駅ールクセンブルグ駅ーブリュッセル・ミディ駅ーヘント・ピータース駅4区間)

 ③ウィーン・セントラル駅ーミュンヘン駅ーザルツブルグ駅ーウィーン・セントラル駅(3区間)

 ④プラハ駅ーウィーン・セントラル駅ープラスチヴァ駅ーウィーン・セントラル駅(3区間)

 ⑤ベネチア・メストレ駅ーフィレンツェSMN駅ーピサ・セントラル駅ーフィレンツェSMN駅(3区間)

 ⑥フィレンツェSMN駅ーローマ・テルミニ駅ーナポリ・セントラル駅ーローマ・テルミニ駅(3区間)

赤色が付いた区間はICで予約不要

 さすがに⑥は前回も書いたように駅と列車で過ごす時間が大半でした。

*距離にも依りますが、1等客車なら2区間以上乗れば充分に元が取れるはずです。

 一番お得な使い方をしなかったのはヘント・ピータースとブリュッセルの往復です。たぶんプラマイゼロでしょう。

 1等車両(客車)は安くないですけど。

⑯座席予約

 路線を予定する場合、「座席予約要とか「座席予約が望ましい」とか「座席予約不要」とかの文言があります。ユーレイルパスで路線確定しても座席予約が要る場合は予約していないと乗れませんので、予約は必須ですし、ユーロスターのように満席になる場合があります。料金は1等客車と2等客車で違いはありますが、大半は同じで自分が支払った最低額は8ユーロ、最高額が34ユーロでした。14ユーロが平均だった気がします。

⑰とにかく

 スマホでユーレイルを利用する場合、WiFiが使用出来る車両に乗れるとは限りませんので、データーSIMかポケットWiFiは必須ですレンタルしたもので利用できない国に入った場合の検札に結構気を遣いました。

 

たちまち思い出した点を書き上げてみました。