無菌室の中心で愛を叫ぶ 番外編 | AML のブログ

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急性骨髄性白血病



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 白血球が160?血小板0.7の領域に入って来ると輸血が必要になってくる

 今回、前回の3回と違うことは数値が落ちるこの時期に般若の登場がないこと。勿論迎え撃つ鬼軍曹も要らぬ存在である。静かに穏やかに治療が進んで行く。免疫抵抗値が下がるので発熱待ちだ…

 結末の話をすれば般若と鬼軍曹は先月中に籍を抜き、嫁の自営業だったので私の仕事も同時にクビになった。それまでは、ほぼ毎日喧嘩をしていたので、正直、何故今なのか? 常に疑問ばかり、心は疲弊し時にはひと晩中、電話での罵倒の掛け合い、馬鹿にしたり、されたり、スマホ越しに大声を出したり出されたり、ラインでの誹謗中傷…何故、今これをしなくてはならないのだろう?と思いつつ無駄なエネルギーを使いまくり「私の場合エネルギーは枯渇しており…」心電図が乱れ看護師には迷惑を掛け、採血の結果は最悪な事になっていたはずである。

 回復が遅れ最終の地固めの予定を変えてしまったのも事実。こんな事をしていたら治るものも治らないと命の危険を感じて離婚に踏み切ったのは私の方から。

 嫁の腹の中を聞けば自分の保身のために全ての治療が終わって気持ちが変わらなければ離婚しましょう!と言うもの…終始喧嘩ごしで冷静な話はあまりした記憶がない。この変貌ぶりは半年近くも1人で頑張っていたのだから仕方がないのかなぁ?とも思うし、仕事に私が再起することがないとわかった時から、要らぬ存在になったのかは、よくわからないね!

 まぁ 身の危険を感じた…つまり満足な治療が、受けられずがん細胞に負けてしまうのでは?と言うことで最悪は再発を視野に入れなくてはならない。

 まだやらなくてはならない事が私にはあるのだ。


 ※旦那様が長期入院されたとき、奥様たちはどんなお気持ちで家を守ったのですか? 良かったらお聞かせ願いたいです。本当に理由がわからないんです。

       後半につづく