GACKT HISTORY企画
「Gackt Live Tour 2002 下弦の月~聖夜の調べ~」視聴しましたぁ〜
オープニングは、女性のナレーションの中スクロールテロップが流れます
2002年6月、Album「MOON」リリース後、ステージサイズの制限や体調不良の中、シークレットライヴをライブハウスで開催
その後、この「下弦の月」ツアーをコンサートホールで開催、これまでで最高のツアーとなりました
ここから壮大な「MOON」の物語が続きます
【GACKT TOUR 2002】下弦の月
<第1章>
インストゥルメンタル曲「Noah」が流れる中、アジアの街角のような映像が映し出される
そして次の「Doomsday」エンディングの演出にびっくり
「Doomsday」に酔いしれていた心は、
続く「death wish」「Lu:na」のダンサーとのパフォーマンスに、一気に引き込まれていきました
圧倒的な歌唱力と、パフォーマンス
『Gacktってダンサーじゃないよね?』と、考えもしました
「Speed Master」「Fragrance」で魅せる艶かしい動き、
そして 大、大、大好きな「rain」
ステージバックに映し出されている「月」も水面に歪んでいるよう
ここで驚き
ステージに雨が降ってきたのです
本物の雨です
あたくしの大好きな「rain」で、
『ここまでの演出をするGACKTって本気だわ』と思いました
曲終わりには雷鳴も聞こえ、大感動のうちの第1章でした
<第2章>
「Lapis 〜Prologue〜」
これは、Mini Album「Mizérable」の中の曲で、第3章との区切りに入れられた気がします
<第3章>
一転、駆け抜ける曲「ANOTHER WORLD」から、メンバーも生き生きとした笑顔のパフォーマンス
「Soleil」「wa・su・re・na・i・ka・ra」「Missing」
に加え、「Mirror」「dears」で会場一体となって魂の交流
暗転の中、会場のみんなと「きよしこの夜」を歌いました
何と言っても、この日はクリスマスイヴですからね
<最終章>
鈴の音から始まる「12月のLove song」
会場には雪が舞い始め、中央ステージに空からGACKTさまが舞い降りてきました
この曲は、NHKの「いま裸にしたい男たち」の撮影でマダガスカル島へ行った時、
激しい貧富の差のある環境下にいる現地の子供たちの、輝く笑顔に触れ、感銘を受けて作られた楽曲でした
同時期にアメリカ9.11事件が起こり、衝撃を受けたGACKTさまはスタッフの反対を押し切り、テロ発生2ヶ月後のまだ厳戒体制にあるNYへ行き、この楽曲のPVを撮影
子供たちの未来と世界平和を願う想いを世界中へ届けたいと、以後、毎年言語を変えてリリースもされ、
ジャケットは毎年、カップルの子供が少しずつ成長していくというコンセプトで撮られていました
そしてGACKTさまの音楽を知るきっかけになった曲「君のためにできること」で、ライヴは幕を閉じました
このライヴの始まる4ヶ月前に発売されたAlbum「MOON」には歌詞カードが付いておらず、次作の「Crescent」に封入されていました
人は視界からの情報が多く、歌詞もそのうちで、音から感じて欲しいとのGACKTさまの想いからでした
それもあってAlbum「MOON」は、皆とことん聞き込んでいた気がします
あたくしもそのうちの一人で、初めて聴いた時から、その世界観が頭の中に広がっていったのを今でも鮮明に憶えています
ニッポン放送の、GACKTがパーソナリティを担当した「Gacktの@llnightnippon.com」の中で、「MOON」の曲が流され、何か情報を得られないかと、必死になって聴いてたのを想い出しました
「忘れないから」:フジカラーデジカメプリントキャンペーン「Doomsday」:たかの友梨
それぞれCMタイアップ曲になっていたので、CMの時間を追いかけていたのも楽しい想い出です
ツアー前のシークレットライヴ「Gackt LIVE HOUSE TOUR 2002 Dears Presents Special Talk&Live Addition」は、本当にシークレットで、開催場所はアナウンスされず、
「来たければ探して来い」というGACKTさまからの愛の鞭でした
「MOON SAGA」は4章構成で成り立ち、このライヴから、別の章のヒントが其処彼処に散りばめられていきました
「Noah」で流れたアジアの街角のような映像は、
後の映画「MOON CHILD」の設定である架空の街、「マレッパ」を現していたのだと思われ、
ライヴ「下弦の月」は、「MOON CHILDの予告編」になっていました
これらはのちに明かされた事なので、ライヴ当時は分かりませんでした
この頃から、楽曲、歌詞、ライヴ、衣装、雑誌etc. 、
Dearsみんなであれやこれやと、解読したり意味を考えたり、GACKTさまが表現する全てに、引き込まれていきました
あたくしは、Maxi Single「忘れないから」のB面「Dooms day」を聴いて、ある映像が浮かび、
その後発売の、Album「MOON」その楽曲すべてが、その映像の登場人物の心だと感じ、オマージュ小説を書くまでに至ったり
GACKT WORLDにどっぷり嵌っていくのでした
そんなあたくしが、初めてGACKT LIVEに参戦したのが、
この横浜アリーナでクリスマスイヴに開催された、
「Gackt Live Tour 2002 下弦の月〜聖夜の調べ〜」でした
今回の「GACKT HISTORY企画」で過去のLIVEを観て、自分のGACKT史を色々と想い出します