見~つけた!”セミファイナル”の残骸 | ガチャの余韻が消えるまで 

ガチャの余韻が消えるまで 

難病CIDP+SPIDDM+気管支喘息+糖尿病腎症と闘う
障がい等級4級の音楽家! 

2021年9月18日、永眠。

 

 

ガチャピンベースの妻です。

 

 

昨年の10月の始めに、我が家ではちょっと騒ぎになった

セミファイナル事件!

 

ガチャピンベースも私も、二人して昆虫は苦手だし

結構ビビりなので、キャーキャーワーワー言いながら

最後は結局、どこに逃げ込んだのか判らないまま

一年以上放置してしまっていました。

 

が、この度!

毎日少しずつ、夫の遺品整理を進めていたら

ひょんな所から、見つかったんです!

 

リブログの記事の内容を読み返してみると

最後は、戸棚と壁の隙間に入ってしまったとありましたが・・・

 

昨年の9月末に、夫はスマホの機種変更をしており

その時の契約書やら何やらが入った小さめの紙袋を

面倒がって片付けずにポン!っと無造作に

戸棚の上に置いたっきり、私も忘れたままつい昨日まで

ずっと放置してしまっていたんです。

その一年以上もの間、埃を被り続けた紙袋の底に

カラッカラに干からびたセミちゃまが、無傷で手足も

しっかり閉じた仰向け状態で、おられました。

 

できれば、夫にしっかり見届けてもらってから

お見送りしたかったですけどねぇ・・・

 

 

もし遺品整理などという作業をしていなければ

いつまで経っても見つけてもらえなかった可能性が高かった

可哀想なセミちゃま・・・ 

一年以上も…本当にごめんなさい!

ってか、夫が棚上にちょい置きした紙袋にちゃんと気づいて

さっさと片付けろよ!って話ですよね。 

怠慢でお恥ずかしい限りです。

 

セミちゃまは、我が家のマンション敷地内の土のある所に

そっと還して手を合わせて参りました。

 

 

 

 

 

遺品整理って、本当に時間が掛ります。

ひとつひとつ、見直し作業が入ってしまうからなんですが

ご経験のある方なら、きっと同じ思いをされておられるのでしょうね。

私は幸い今まで、身内に不幸がなかったものですから

大掛かりな片づけは、今回が初めて!

 

21年前の義母の時は、形見分けを親戚が集まった中でしましたが

その後「間を開けると億劫になってしまうから、この勢いで

一気にやってしまいましょう!」と義父に打診するも

もう少し待ってくれ!と断られ、その後夫と毎年里帰りする度

また帰省できなかった年には、電話で何度となく話を持ちかけても

生活していく上で、特に邪魔になるわけではないからなのでしょうが

屁理屈ばかり言ってはぐらかし、全く手をつけようとせず・・・

私が今大変な思いをしていることを義父に話して、他人事ちゃいますよ!ドンッ

それとなく促しても、結局何一つ片付けていないことを平然と言うんです。

因みに義父は、持病はあるものの年齢の割には元気なんですがねぇ。

ですから義理実家もいずれ、私がすべてやることになるわけですが・・・

 

最近では、片付け屋、処分屋、整理屋なんて商売もあって

そういった業者さんに頼めば、一気に処分してもらえるので

夫の遺品もお願いしてしまおうか?と思ったくらい大量で・・・

ただやはり、思い出の品や貴重な資料などは

利用することはなくても取っておきたい!というものもあるし

値の付きそうな楽器関係は、専門業者に依頼するしかないので

時間と労力と根気が必要ですが、自分でやるしかないかなと・・・

 

この選別作業が、思いの外手間が掛かってしまうために

毎日大して進んでいないなぁ・・・と片付いている実感がないので

何だか精神的に疲れてしまうんですねぇ。

 

 

いつまでこの作業を続けることになるのか?

なかなか先が見えて来ません。 フ~・・・

休み休み、時々ほろっとしながら頑張ります。

 

 

 

                       ガチャピンベース 内