俺が早稲田大学へ行きたいと切望したのはネットの影響である。
ネットさえなければ、早稲田なんて私学の雄。学力レベルがトップクラスの大学である。
そんな大学に自分が行けるはずがないし、行こうとも思わない。
と、そう無難で当たり前な考えに侵され、自分の人生を真剣に考えようともせず、ただ流されて楽で怠惰な人生を永遠送っていたのだろう。
俺にとって早稲田なんて夢にも自分が行くなんて想像もつかないし、というかもともと自分にそんな能力がないのだからムリだろうと。
親だって高卒で明らかなバカだし、先祖代々偉い血も見当たらない。
遺伝子だけでもう終わっている。そういう血筋じゃない。
と、ちょっと言い過ぎたか。(笑
つまりまあ、祖母が俺が小学生の頃言われた一言、「あんたが東大かワセダに入ったら? そんなんばあちゃん即死するわ!」
そんなスゲェのかよ…と、これがもうずーっと印象に残っている。
つまりまあ、ワセダ大学なんてものは“夢”どころか、もう存在自体が都市伝説なのであった。
2、3年前までは・・・。