こんにちは、りこみです。

 

8月半ばに家族で京都の

送り火を見たときのことです。

 

急な思いつきで

見ることになったこともあり

晩ご飯のことは何も考えておらず…。

20時半頃まで送り火を見て

それから夕食となると21時くらいに

なっちゃうかな。

 

 

賑やかだった鴨川あたりから

帰り道の寺町通りの方へ歩きながら

良さそうなお店があれば

適当に入ろうか…とぶらぶら歩き。

 

風格のあるお店なども並び

(上は古いお茶屋さん)

寺町はいい雰囲気だよね~なんて最初は

暢気に歩いていましたが。

 

 

お店はほとんど閉まっていて

この辺りで今から夕食を食べられる

気がしなくなってきた💦

 

夫が一軒、チェックしていた店があり

そこへ向かいましたがclosedでした。

やっぱり…泣き笑い

 

もうすぐ21時。

まさかの夕食くいっぱぐれ?と

いうところで煌々と灯りがついている

お店を発見しました。

 

 

救世主のように思えました。

もう何料理でもいいよ、

食べられれば…

みたいな気持ちで入店。

 

 

店の道路に面した手前では

クラフトビールを飲む人たちの姿が。

カフェスタンドみたいなのもあるし

その奥はアジアな雰囲気で。

ものすごく不思議なお店。

 

boobooさん。

3つのお店が同居?

または一つの店がいろいろやってる?

よくわかりませんでしたが複合店らしい。

ここで食べられるのは肉骨茶、

バクテーです。

 

 

入ったときは「21時ラストオーダーです」

と言われ、もうその1分前くらいだったので

慌てて3人そろって

同じバクテーのセットメニューに。

 

骨付き肉からすごくいいダシが出ていて

香辛料といい具合に絡み合って

空腹に染み渡りました。

 

 

せっかくの京都の夜なので

おばんざいとか食べたいよね、とか

食べる前は話していましたが

特定のエリアをのぞいては

京都の夜は早すぎて選択の余地なし。

せっかくの京都らしさからは

縁遠い料理となりましたが

でも私たちの好きなアジア料理で良かった。

 

店内は本場のアジアにいるかのような

雰囲気で、シンガポールとかマレーシアに

ありそうな。

かつての海外旅行の記憶が甦るようで

楽しかった。

 

次にチャンスがあったら

今度こそは計画的にいきたいところです。

 

こんにちは、りこみです。

 

のろのろ大型台風に気を揉みながら

まもなく8月も終わろうとしています。

何事もなく過ぎればいいのですが。

 

実は娘はお盆明けに発熱、喉痛などで

珍しく寝込んでいました。

時節柄、コロナも疑いましたが

結局夏風邪だったよう。

なんだかんだ1週間と長引きました。

お盆中はみっちり入っていたバイトの

シフトが盆明けはほぼ入っていなくて

結果としては幸いでした。

 

やっと治ってきた娘は

私が休みの日「ドライブいきたい!」

と熱望。

ほぼずっと家に篭りきりで

飽き飽きしていたようです。

 

 

「ママ、琵琶湖ドライブしようよ」

と誘われたけど暑すぎて…💦

 

日中は車から一歩も降りる気すらしない

暑さだったので夕方、仕事終わりの

夫も途中駅で拾って

3人でドライブすることにしました。

快気祝いドライブといきましょうか。

 

まずは能登川の水車へ。

なかなか大きくて立派ですが

現在は回っておらず遺構という感じ。

夕日を浴びて佇む姿は

ちょっと哀愁を帯びていました。

 

 

琵琶湖を見たいという娘の希望で

湖岸へ車を走らせている間に

夕日が山の向こうに沈んでいきます。

 

この辺りは日没前に

山の向こうに姿を消してしまうよう。

湖畔から見る夕焼けに間に合うかなぁ~。

 

 

琵琶湖畔。

近江八幡の国民休暇村前のビーチです。

日は沈んだものの、辺り一面をオレンジに

染めて美しい風景を見せてくれました。

 

日中の暑さはほんのり残っているけど

暑さの中にも心地よい風が

混ざっていました。

 

 

この辺りの琵琶湖の水はそれほど

きれいではない印象がありましたが

あらあら、

なかなか透明できれいではないの。

 

 

娘だけは靴ではなくサンダルだったので

入っちゃおう!とジーンズの裾を

たくしあげて水の中へじゃぶじゃぶ。

 

この1週間の自宅療養の鬱憤を

この琵琶湖へ流し去るかのように

開放感に溢れた表情でした。

 

 

ちょうど斜め向かいあたりに

有人の島、沖島があり

そこへの連絡船が通り過ぎていきました。

 

観光船ではなく生活密着の船。

 

 

あれがその沖島です。

毎日のようにああやって

夕日に包まれる島の人たち…。

ここからほんの数キロの距離でいながら

全然違う暮らしがそこにはあるんですよね。

 

春に遊びに行きましたが

また季節を変えて行ってみたくなります。

 

 

夕焼けに染まる琵琶湖もやはり

美しかった。

 

今まではほぼ風邪すら引いたことなかった

私たち家族なのですが

春に越してきて以来、

なぜか娘、夫、私と立て続けに溶連菌、

胃腸炎、夏風邪…とちょこっと体調を

崩しがち。

まだ西の土地に慣れていない…?

とかあるのかなぁニヤニヤ

 

気をつけていこう。

こんにちは、りこみです。

 

今月半ば、夫と京都で

待ち合わせしたときのこと。

行ってみたい和カフェが

いくつかありましてその中の一つへ。

 

人気があり待つお店で、一人だと

何となく行きそびれていましたが

連れがいれば待ち時間も苦じゃないし。

 

 

大極殿本舗の六角店です。

150年以上前の建物って!!ひらめき

 

こういう赤茶色をべんがら色というそう。

赤い鳥居ほどは明るくないくすんだ赤。

京都の町家に合っているなぁと思う。

 

 

さて入店は予想通り待ちました。

でも古いステキなお店なので

店内の持ち帰り和菓子を眺めたりして

目にも麗しく…苦ではなかったです。

 

そして嬉しいことに

四席しかない窓際の席に案内して

いただけました。

こればかりは順番により

当たりがどうなるかはわからないのですが。

 

 

素敵な坪庭に面しているお席。

こんなに小さい面積に造園美が

凝縮されていてすごいな、

坪庭というのは。

 

もしも戸建てに住むことがあったら

坪庭を囲んで部屋がある家に

住んでみたいね~などと夫と妄想。

 

 

さてここで有名なのがなんといっても

月替わりの「琥珀流し」です。

いかにも涼し気で、絶対にこれを

頂いてみたかった。

 

 

究極までトロリを極めたような

柔らかい寒天です。

 

月替わりの蜜で8月は冷やし飴味。

お味はというと、限りなく薄味です。

甘ったるい和スイーツが多いなか

よくここまで甘さを控えたなと

感心しちゃいます。

味が薄いのと上品さのぎりぎりを

攻めている感じ。

上には生姜のトッピングで大人の味でした。

 

 

夫はぜんざいとわらび餅のセットに。

 

京都はすてきなカフェが多すぎて

どこへ行くか迷いますが

やっぱり町家カフェは京都らしくて

すごく落ち着きます。

 

月替わりで蜜が変わる琥珀流し。

また別の月にも

来たくなってしまう魔力がありました。

人気なのも納得でした。

 

こんにちは、りこみです。

 

ある週末。

用があり一人で京都へ行っていた夫と

待ち合わせることに。

 

こんな暑い日は京都市内よりも

せめて湖畔で気持ちだけでも涼しく…と

大津のカフェで待ち合わせしました。

 

 

琵琶湖がすぐそこというカフェで

テラス席も良さそうですが

この日は暑すぎたので店内で。

 

たまにサイクリングする人たちが

目の前を颯爽と通り過ぎていきます。

ビワイチの方々でしょうか。

 

 

この辺りは

どことなくリゾートみたいな

小洒落た印象があり、

同じ琵琶湖畔といっても

素朴な我が家の方の琵琶湖の風景とは

また違う表情です。

 

なんだかすごく気持ちよくて

気持ちも開放されていくよう。

 

実はこの日は朝からちょっと頭が重くて

出かけたいような家にいたいような。

でも頭痛も和らいできたので

思い切って家を出てきたのですが

来てよかった!

 

 

スイーツセットは

スイーツの三点盛り。

ハーブティーと頂きました。

 

 

私よりも早めに店に着いた夫は

遅めのランチを食べていました。

 

いろいろおかずのランチプレート。

 

 

なぎさWarmsさん

人気のカフェのようです。

 

まるで湘南の海岸あたりにもありそうな

カフェの雰囲気も…。

 

 

私たちは夕方の閉店間際だったので

待たずに座れて幸いでした。

 

湖畔沿いにcafeが4軒並んでいるので

ぶらぶらしながら好みのお店を

見つけてもよさそう。

 

 

まだ土地に詳しくない私たちは

遠くの山やマンション群を見ては

「あれは○○辺りかなぁ」などと

推測するばかり。

 

そのうち、あの山は〇〇山で…とか

詳しくなりたいものです。

 

滋賀の人にとって琵琶湖は

マザーレイクでもあるようなのですが

それってわかるような…。

目に入るとこの大きさに包容力を

感じてほっとする…

越してきて間もない私でもそんな心境です。

きっと数年後には

「琵琶湖だいすき」と公言していそうニコニコ

こんにちは、りこみです。

 

先日、車で外出した時の帰りのこと。

西の空が一面、青紫に染まってる。

そちら方面に車を走らせていたので

息を飲む美しさに見とれてしまいました。

いやいや運転に集中!と自分に

言い聞かせながら…。

 

 

山々の稜線を浮かびあがせる茜空が

すばらしかったのですが

信号待ちでやっと車が停まったときには

もう街なかに戻っていて…。

 

マジックアワーの色は刻一刻と

変化していき、家に着いた頃には

いつもの空に戻っていました。

私が知らないだけで日暮れ前には

しょっちゅうこんな素晴らしい時間が

訪れているのかしら。

(だとしたら今まで損していた気分です!)

 

 

その翌日が満月でした。

 

満月の日に行われる寺ヨガに毎月

夫と参加するようになり5か月。

静かなお堂での瞑想中には

虫の声が聞こえてきて

こんなに暑くても

確実に季節は進んでいることを

感じさせてくれました。

 

月に一度しかしないヨガですが

お寺という非日常的な空気もあり

自分を見つめる貴重な静かな時間。

 

 

家の方に帰ってきて…

満月、そして灯りが灯された祠を

目にしてとても優しい気持ちになれました。

 

 

暗くなると必ず灯される祠の灯り。

まさか毎日どなたかが

手動で点けているわけではなく、

自動点灯かなと勝手に想像していますが

灯りが灯っている祠はいかにも

大切にされている感じがします。

 

地元の方がここで静かに

手を合わせているのもたまに見かけます。

ここを通り過ぎるたびに

新米住民の私も心の中で

そっと手を合わせたくなるような。

 

夕焼け。満月。

お寺での静かな時間。

地元に愛されている祠。

私の周りに散らばっている

幸せのかけらです。