こんにちは、りこみです。
桜の時期(4/3)に山科の
毘沙門堂門跡へ行ったときのことを
綴りたいと思います。
いきなり季節外れの写真ですけど…
おととしの紅葉の時期に一度
訪問したことがありました。
見事な紅葉ではありましたが
週末だったせいか、飲食のテントも
たくさん出ており、人も多く。
中を拝観するにも
あまりの行列で諦めてしまいました。
(穴場と聞いていたんだけど、穴場じゃなかった!)
あまり情緒が感じられないままで
残念だったので、別のタイミングに
リベンジという気持ちでいました。
今回は、桜が満開の時期でしたが
意外にもそこまでは人がいませんでした。
あんなに人、人、人だった石段も
誰も通らないタイミングもありました。
桜シーズンよりも
ここは紅葉狙いで来る方が
多いのかな?という印象。
(平日の夕方だったせいかもしれません)
こちらの境内のしだれ桜が見事。
樹齢100年越えの老木らしく
高さはそれほど高くはないのですが
横幅がすごいのです。
まるで、鳥が大きな翼を左右
いっぱいに広げたような姿です。
広がる枝ぶりは30mもあるとか。
何本かの木が植わっているのかと思い
目を凝らしましたが、1本の幹で
支えていることに驚かされました。
秋には混み過ぎて
すんなり入れなかった本殿にも
スムーズに入れてゆっくり拝観できました。
先ほどの桜を宸殿から
座ってゆっくり見るのもいい。
この宸殿には
珍しい襖絵などがあり楽しめます。
「動く襖絵」など、立ち位置により
見え方が変わる絵が何点も…。
逆遠近法という
視覚トリックを取り入れているそう。
昔のトリックアートですね。
(HPよりお借りしました「九老之間」)
すいているのを良いことに
絵の前で何度も行ったり来たりして
見え方の変化を楽しんでしまいました。
私は円山応挙の鯉の杉板戸が
特によかったです!
あとは文章だけで伝わりにくいんですが
「梅の間」が興味深かった。
襖には、竹とシマヒヨドリなどが
描かれていて、一見するとわからないけど
そこには客への痛烈なメッセージが
こめられているそうなのです。
普通ならば描かれるのは
梅とウグイスという組合せ。
これは、つまり「鳥が合わない」
取り合わない→会わないから帰って
…というメッセージだそうで。
なんともわかりにくい断り方![]()
教養ある人にしか伝わらない…。
知らないでいたらずっと
待ちぼうけだったのかな![]()
<晩翠園>
境内のしだれ桜から見て、
建物(宸殿)の裏にこんな庭園が
広がっているとは思いもしませんでした。
庭の向こう側は急斜面で
山裾に位置しているようです。
滝からの水の音がかすかに響くことで
静かさが際立つ庭園でした。
池の向こうに見えている観音堂が
アクセントになっているように感じました。
苔むした大きな手水鉢。
ごつごつした自然石そのままという
雰囲気で(貴重な鞍馬石だとも…)
広い水面に映り込む空と緑を
のぞきこむ気分でした。
最後は本殿をぐるりと回って
外に出る順路でした。
朱色の本殿がとても華やかです。
ここのお寺の建物は
侘びさびのしっとりとした趣ではなく、
日光東照宮を思い出させる
華やかさがあります。
というのも、どうやら本殿、唐門は
徳川家の寄進によって
建てられているので
「日光東照宮の建築様式を
色濃く受け継いでいる」
(パンフより)らしい。
石橋がかかった先にある高台弁財天も
明るい朱色で、紅葉の時期に来たときは
紅葉と溶け込むようでしたっけ…。
季節を変えての訪問は
全く印象が変わりますね。
(…と、最近別の寺を再訪したときも
感じたばかり。未訪の寺社もたくさんあるけど
既に行った寺社の二巡目、三巡目もしたくなります。)


















































