こんにちは、りこみです。
京都の街を歩く、
または自転車で走っていて
通りかかったときにいいなぁと
思う小さな風景を切り取ってみました。
京都は寺社の数も多いけれど
名前もないような
(でももしかしたら一つ一つあるのかも)
祠も街なかに多いなぁと感じます。
これは智積院のそば。
紫陽花の名所のそばでもあり
ここでも紫陽花が涼し気でした。
(先月半ばの話です)
さて。
ここは東山のねねの道から
美しい石畳の路地を入ったところにあり
趣があって気になっていました。
拝観できるのかな…?とある日
路地を入ってみました。
白い壁に丸い円、その前に並んだ石仏が
柔らかくて印象的です。
岡林院(こうりんいん)
秀吉とねねゆかりの高台寺の塔頭らしい。
ただ通常は非公開のようで
今の時期は御朱印だけ頂けるようでした。
とても印象的なのが
この路地の塀です。
上部がギザギザしていますが…
立ち入り防止かなとは思いますが
風流すぎて見とれちゃいますね。
これがもしも有刺鉄線だったら
治安悪そうで物騒な感じだけど
この竹の侵入禁止なら
効果はともかくとして、やわらかに
でも毅然と意思表示しているようで。
さて私は白川が大好き。
通るたびに意味もなく
カメラを向けてしまいます。
撮ってどうすると思うけど撮ってしまう。
一方、娘は高瀬川派のようです。
高瀬川沿いには外国人に好まれそうな
カフェとか宿とかが多くて
おしゃれな感じ。
ちなみにこの日は通ったときには
川が濁っていましたが。
夕方にまた通ったらすっかり清流に
なっていました。
前日の雨で、朝は濁っていたよう。
自浄作用があるんだなぁと感心。
鴨川と並行して流れる川ですが
車も人もそれほど多くないので
娘はこの川沿いに自転車で
移動するのが好みのようです。
さて同じ日だったかな。
裏道を通り抜けていたら
しっとりとした街角に出ました。
祇園みたいな…。
はてここはどこでしょう。
と思っていたら
一瞬のうちに舞奴さんが現れて
ささっと建物に入っていきました。
後で調べたらこの辺りは宮川町。
京都五大花街の一つのようです。
こんなふうに街の中に
いくつもの表情を持っているのが
京都の街歩きの魅力なんでしょうね。