こんにちは、りこみです。

 

先日、早起きした日のこと。

気になっていた神社へ朝活で、

夫と行ってみました。

 

 

滋賀に越してきた数ヵ月前に

たまたまここを車で通り、

山の中腹に大きな建物があるのを見て

あれ何だろうね?と気になっていたのです。

その後調べたら太郎坊宮、

正式には阿賀神社といって地元では

有名な神社らしい。(東近江市)

 

勝運の神としてスポーツ選手も訪れるとか。

パワースポットでもあるらしい。

 

 

山の中腹の建物は遠くから見たら

ホテルのようにも見えましたが

神社ということは…社務所とか?

こんな田舎なのにずいぶん立派だな。

 

調べると車であの中腹あたりまで

行けるらしいので、車で行ってみることに。

 

 

祈祷殿前の駐車場で車を降りると

素晴らしい眺望が待っていました!

 

標高350mの山の中腹なので

そこまで高いわけではないのでしょうが

こんなに開けた眺望は久しぶりだったので

結構感動します。

ちょっとした悩みなんて

とりあえず吹き飛んでいってしまいそうな。

 

 

太郎坊という変わった名前は

この神社を守護する天狗の名前らしい。

 

太郎というとかつての庶民的な名前の

代表かと思いきや…。

その昔は最も優れたものにつけられる

名前だったそうで太郎坊天狗は

人々から畏怖される存在だったとか。

(HP情報です)

 

 

登山口から山頂までは

740段もあるらしい。

たださっきの駐車場からだと

山頂までは残り1/3で済みます。

つまり全行程の2/3を車で登って

楽してきたことになります。

 

こんな急な果てしない石段を見ると

いやいやきついでしょ…とビビります。

 

 

しょっちゅう下から登っているという

80代の年配者と言葉を交わし

彼よりもずっと若い私たちがあっさりと

車で来ているということに

ちょっと後ろめたさもあせる

 

どんな石段か少し気になって

下がってみましたが

すごい数の鳥居がなかなかの迫力。

これもしも全部赤だったら

京都の伏見稲荷みたいに

SNS映えで人気が出そうです…ニヤリ

 

そして少し登るだけでも汗が噴き出てきて

やはり下から登るのは

それなりの気合がいるだろうと

思われました💦

 

 

参拝ルートはかなり広くにわたり

見所はたくさんありますが

一番はこの夫婦岩でしょう。

 

1人がやっと通れるくらいの幅です。

悪い心の持ち主が通ると岩に挟まれる

という言い伝え。

私たちは挟まれないでよかったです!ニヤリ

 

 

そびえ立つ数十mの巨石で

離れて見ると一つの岩山にしか見えませんが

実は中がきれいにまっぷたつに

分かれているんだからすごいものです。

 

ここまで登ってくると

更に眺望がよくなります。

目を凝らすと東近江市内を走る

近江鉄道の二両編成のかわいい車両も

ジオラマのように見えました。

 

 

降りてくると

石段を丁寧に掃き清めている

職員さん何人かに出会いました。

 

すがすがしい気持ちになりました。

 

 

遠くから山の中腹に

ホテルのように見えていたのは

三集殿というこの建物でした。

売店や休憩所、大広間などあるらしい。

9時から開館ということで

この朝の時間はまだ開館前でした。

 

ちょうど職員さんが出勤の時間で

巫女姿の若い女性などもご出勤でした。

 

中には入れず気になりましたが…。

すかっとしたい時には

この眺望を楽しみにまた来てもいいかも。