こんにちは、りこみです。

 

先週末に家族でお出かけしてきました。

近江商人発祥の地だという

東近江市の五個荘(ごかしょう)。

 

 

これがとても素晴らしい街並でした。

こんなに素晴らしいのに

なぜ観光客がいない!?と

不思議です。

 

弘誓寺から歩き始めましたが

いきなり立派な水路に驚かされました。

それでいてほとんど人の姿を見かけない

落ち着いた静かな街。

 

 

地元の子供が鯉にエサやりに

遊びに来ていましたが

それがすごく立派な錦鯉たち。

白壁に黒い板塀に色鮮やかな鯉に…

とても映えるんです乙女のトキメキ

 

 

威風堂々とした弘誓寺の本堂にも

驚かされましたが、もう一つ。

 

表門の瓦には扇の紋が入っているのですが

これは那須与一に由来するそう。

与一の孫が開いた寺といわれているとか。

 

与一の出身地である栃木北部に以前

住んでいたことがあるもので

こんなに離れたところでばったり

再会なんて勝手に縁を感じてしまいます。

 

 

街なかには近江商人屋敷がいくつかあり

入館料を払って見学ができます。

 

あら立派なお屋敷。

これも見学できるやつかね?と

ある屋敷を眺めていたら、どうやら

そこはお屋敷を一棟貸の宿として甦えらせた

施設NIPPONIAだったようです。

 

 

宿じゃ中は見られないねと思っていたら

通りすがりの地元の方が

「中見られるで。お~い、誰かおる~?」

と呼びかけてくださり

宿泊者がいなかったこともあり

立派なお屋敷の庭を見学させて頂けました。

 

お陰で広大なお庭を堪能しました。

 

 

見学のあと外に出ると

さっき声をかけて下さった方が

手に持っていた大根を水路で

洗っていて…

 

あぁとっても温かい地元の方々。

街中に張り巡らされたこの水路が

観光の為だけではなく

今でも活用されているのを目にして

ほんわかしました。

 

 

町はずれに近江商人博物館があり

まずはそこでお勉強も大切かも…と

見てみることに。

 

そこの近江商人体験コーナーで大いに

盛り上がりました。

長くそろばんをやっていた娘は

そろばん姿が妙に板についてるし指差し

 

こういうのが近江商人のイメージですが

実はこれはほんの一面。

 

 

実際に荷物を担いでみるコーナーでは

こんな写真を撮ることもできますが

同時に実際の重さも体感できるんです。

天秤棒を率先して担ぐ娘。

 

私もやってみましたが、よろけるほど重く。

10数キロあったのかな。

これを担いで山道を長距離移動とかありえん!

近江商人は体力もないと務まらないようです。

 

 

想像以上にすばらしい街並に

感動しきりの五個荘でした。

が、観光客が少ないのは

立地もありますが、もしかして

飲食店などがほぼないせいかしら…

 

行こうと思っていた数少ないcafeも

この日は閉まってしまい💦

もうコンビニおやつでいいか。

せめて…と近くの桜並木で食べました。

 

 

和と洋と欲張って。

(ファミマの新作スイーツ、プリンタルトにしてみた飛び出すハート

これはこれで悪くなかったですが。

 

でもやっぱり観光客は、観光して

買いものして飲食して…としたいのかも。

 

ま、それができないことを差し引いても

すばらしい街並みだったと思います。

ほっとしに、

たまに訪れてみたい街になりました。