〝gate〟という単語を見たとき、普通「ゲート」と読む方が多いと思います。
が、今日は敢えて、「がて」と読んでいきましょう。
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今日、とある事情で「自分の好きな言葉」を記入しないといけなければならなくなり、
結構その欄が広かったので、「言葉」というより「文」ですが、以下の文を書きました。
〝gate gate pāragate pārasaṃgate bodhi svāhā〟
デーヴァナーガリー文字で表記しますと
〝गते गते पारगते पारसंगते बोधि स्वाहा〟
ですね。
日本で最も親しみやすい表記法で表すならば
〝揭諦 揭諦 波羅揭諦 波羅僧揭諦 菩提 娑婆訶〟
でしょうか?
携帯などからご覧になっておられて、文字化けしておりましたらスミマセン(・~・;)
いわゆる「般若心経の最後らへんのアレ」で
正しくは「マントラ(真言)」というアレです。
日本のお経の読み方ですと
「ぎゃーてー、ぎゃーてー、はらぎゃーてー、はらそーぎゃーてー、ぼーじー、そわかー」
という感じですね。
これはだいぶ「日本訛り」してしまっている発音でして、
サンスクリット原典的な発音を敢えて文字で表現しますと
「がてー、がてー、ぱーらがてー、ぱらさん(む)がてー、ぼーどぅひー、すヴァーはー」
という感じになります。いかがでしょうか?呪文っぽさ倍増でしょうか?
意味は、正直申しまして、文字を何GB打ち込んだところで語りきれたものではないので
軽く割愛させていただきますが、私はこの言葉が大好きです。
特に特定の宗教・宗派に帰依帰属している身ではないのですが、
高校生のときにフと「般若心経ってそういえば『音』しか知らないなあ…」と気づき、
薄っぺらい本を買って、意味を調べました。
(般若心経はとても短いので本も薄っぺらかったんですね。
だから内容も薄っぺらいのかしら、と軽い気持ちで読み始めたのを覚えています。)
そして、読了後、あまりの感動に呆然として、頭の中がマントラでいっぱいになりました。
あまりにいっぱいになりすぎて、「アウトプットしないと頭がおかしくなる!」と、
2ヶ月ほど毎日毎日書き写し――いわゆる写経をしていました。
それぐらい感動したんです!
素晴らしい文章や作品、絵、映画、言葉、人物、何でもいいのですが、
とにかく自分が心の底から「素晴らしい」「まさに、そうだ」「まさに、これだ」と
痛感したとき、その感動は言葉に表せません。これを「絶句」と言いますよね。
これはメタ的表現でもあります。
私は般若心経のマントラと出会ったとき、その素晴らしさにまさに「絶句」しました。
そして、マントラの意味も、ある種の「絶句」です。
この世界の真理、思案の極地に達した者が辿りついた答え、
それはまさに「絶句」モノなのでした。
マントラの意味は、例えば「この世界は神様が作ったんだよ」といったような
私たちの問いかけへの「正解」ではありません。
ただただ、毎日毎秒、私やあなた、人類が問いかけ続ける根源的疑問(生命とは?実在とは?
夢と現実の違いとは?生とは?死とは?認識とは…?)に対して、
「そう、その道を行きなさい」と背中を押してくれるだけの言葉です。
「大丈夫、その道を行くあなたと、あなたが辿り着くであろう『答え』に、幸いあれ」と
大きな手と心で生きる道を示してくれるだけの言葉です。
私は、そこに感動しました。
結局人間は
〝「答え」が見えない不安〟を抱えているのと同時に、
〝「答え」を探して歩いている道・やり方が正しいのかどうか〟という不安にも
苛まれています。
その不安を「大丈夫、その道で良い」と、「真理を見た人」が肯定してくれる。
「真理を見た人」なら、サクッと真理を教えてくれたらいいのに!って
思っちゃいますが、それはまさに「絶句」なのです。
「真理を見た人」に「ねえねえ、世界の真理ってどんな感じ?」と聞いたら、
「うーん、いやあ…、それは…えっと、
言葉ではねぇ…、うーん…難しいねえ…!
でも、どんな方向に悩んでても、きっといつか辿り着くよ!
すっごいよ!マジ真理ヤバイ!すごいから!言葉ではうまく言えないんだけど!(><;)
でも大丈夫!行き方は合ってる合ってる。
僕もその道を通ってきたから、マジマジ、大丈夫だよ~!」
↑
コレが、マントラ(がてーがてー以下略)です。
「真理を見た人」、ずいぶん適当ですね!
もうちょっと頑張って表現してくれてもよかったのに~!!(^_^;)
さて。
サンスクリット語で「真理を見た人」のことをBuddha(ブッダ・仏)と言います。
そうです。奴です。パンチパーマの。
やっぱりパンチパーマのおっちゃんは言うことが適当ですね。
いい感じにオチがついたところで、雑記はこのへんで。
ガブガブマシーン
無限の網 草間彌生自伝 (新潮文庫)/新潮社

¥662
Amazon.co.jp
ご無沙汰しておりました。
(ちょっと連勤で本も映画も音楽からも離れておりました…)
が!
素晴らしい本と出会ったので、今日はそれを紹介しようと思います。
私が敬愛してやまない草間彌生氏の自伝『無限の網』。
通勤列車の中でグアーッと読み進め、今朝読了して、
感動のあまりそのまま知人に「素晴らしいから読め!」と押し付けてしまったので
いま手元にありません。
私は恥ずかしながら草間氏のことを「大ファンだ」と公言しておりながら
氏が小説や詩や文章を書かれていることを知らずにいたので、
内心恐々としながら本を開いたのですが、
その文章の鋭さに「凄い人だ、本当に凄い人なんだ」と打ちのめされました。
文章の明朗さはもちろんのこと、詩の美しいことといったら!
彼女の見た世界、感じた不安、絶望、圧倒的な希望、重荷、不安定感…
なるほどそういうことだったのか、と、彼女の芸術作品(絵画や彫刻)の
生い立ちや意味がさらに分かる素晴らしい詩がたくさん掲載されています。
私はこの本を読んで、草間氏は、ニーチェ的「超人」であると感じました。
生の苦痛の全てを知り、体感し、体験し、味わい、苦しみ、それを乗り越える術を模索し、
乗り越える術を発見し、実践する。
また、漠然とした死の暗闇に怯え、憧れ、幻想を抱き、死を思うことで照らされる生を知る。
死とは何だろうと常に自問しながら、生きることの苦しさにも戸惑いながら、
それでも「なぜか」「どうしても」「むしろ望んで」「戦うように」生きていく。
最終的に彼女がたどり着いた答えがどういった『生』であるかは、
是非、この本をご自身でお読みいただいて、解釈し、感動していただければと思います。
繰り返すようですが、素晴らしい本です。
私はニーチェも大好きです。
しかし、ニーチェは死して久しい「歴史上の」存在になってしまいました。
一方で、草間彌生氏は、今この瞬間、生きておられる。
長い長い歴史という時間の中の、人間一人の一生という限られた「一瞬」が、
今重なっているという事実に、打ち震えます。
近日中に、(彼女の元に届くかは不明ですが)お手紙を出してみようかしら、と
思っていたりします。
だって、せっかく今生きておられるんですから。
それって物凄く奇跡的なことだと思います。
ガブガブマシーン

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ガブガブマシーン

Scott Campbell (Sccot C)氏とは?
【公式サイト】■http://www.pyramidcar.com/
【Tumblr】■http://greatshowdowns.com/ (※オススメ!)
「好きな人」というカテゴリを設けました。
特定の本や映画を語るときには「感想文」という言葉が適していると思うのですが、
「人」を語るときに「感想文」というのもアレだなぁ、と思い、
思い切って「好きな人」なんていうダイナミックなカテゴリ名にしてみました…(゚///゚)!
最初の一人目は、偶然Tumblrで見かけてから、ずっと追いかけている作家さんです。
オリジナルの絵本なんかもたくさん出されているのですが、
一番更新頻度が高いのはTumblrでの「Sccot C風・映画イラスト」(勝手に命名)です。
一対の向かい合ったキャラクターたちで映画1本が表現されているのですが、
何というか、その、物凄くSccot風なんです。
例えば…
『北斗の拳』
『AKIRA』
『リング』
『タイタニック』
……などなど!
言葉で説明するより、観ていただいた方が絶対すぐに魅力が伝わると思ったので
リンクを貼ってみました。いかがでしょうか。
私は『AKIRA』が特に大好きです。この、全体的に平和すぎる顔がたまりません。
オリジナルの作品も発売されているのですが、
Amazonでは現時点では取り扱いは無い模様です。
私はNucleusさんをよく利用しています。
私が初めて購入したSccot氏の絵本はこちら、
『Zombie in Love(恋に落ちたゾンビ)』
です。
発売当時、数量限定でサイン本が入荷されていたので
カタコトの英語で「サイン本ください!!」とメールを打ちました。
無事ゲットできたのですが、サインも相変わらずなんかふにゃ~っとしててゆるかったです。
すっごく可愛いので、宝物です。
同時に、絵に一目惚れしてTシャツも買っちゃったんですよね。
『ZOMBIE FAIR』というタイトルのTシャツなのですが、
リンクから画像をご覧いただければお分かりいただける通り、
遊園地にゾンビしかいないんですね!
超カワイイ!!
そこらへんにポロポロ落ちてるのも、ゴミやお菓子じゃなくて、腕や足なんです。
カワイイ~~!(´;~;`)
もったいなくてあんまり着れないジレンマに陥っています。
すっごく可愛いので、是非Tシャツ以外の媒体でも欲しいなあって思っています。
ポスターなんかあったら、即買っちゃいます!
まだまだ日本では有名ではないイラストレーターさんですが、
絶対日本の「KAWAII」とシンクロする部分があると思うので
私的に超オススメです。絶対くると思います(波が)。
それでは、記念すべき「好きな人」一人目はSccot Campbell氏でした♪
ガブガブマシーン
ピンポン Blu-ray スペシャル・エディション/TCエンタテインメント

¥3,990
Amazon.co.jp
映画感想文一発目。
これも「どれにしようかな~」とめちゃくちゃ悩んだのですが、
手を伸ばして届く距離にあったDVDで一番手前にあったのがコレでした。
いま調べてみたら2002年の映画だったのですが、
主演の窪塚洋介はこのとき23歳なんですね。
今の私とほぼ同い年……!
さて、『ピンポン』ですが敢えて漫画より映画を先にしました。
私は2002年当時(中学生ですね!)、サブカルミーハー真っ盛りでしたので
漫画『ピンポン』が連載されていたIKKIを愛読していたのですが、
正直、映画化が決まったときに「大丈夫かなぁ…?」って思ってました。
そんで、映画を見て、大ハマリ!!!
文字通りDVDがダメになるまで観て、いま手元にあるのは3枚目(3代目?)です。
あんまり映画も漫画もそれほど読んでいなかった頃に
ほとんど初めてといっていいほど「ハマった」作品だったので、
私のなかで
窪塚洋介さんといえば『ピンポン』、ARATAさんといえば『ピンポン』、
中村獅童さんといえば『ピンポン』、大倉孝二さんといえば『ピンポン』です。
それぐらい『ピンポン』に思い入れがあります。
ネタバレになることは一切書かないつもりなので、
「好きだ!」という気持ちだけ書くことになってしまいますが……
本当にこの作品は私の中の「青春」像そのものです。
電車、ふざけた男子、夢、悔し泣き、挫折、根性、友達、諦め、勝負。
初めて観た当時、私は中学生で、『ピンポン』のキャラクターたちは年上でした。
彼らの存在は、「こんなに強烈な青春がしたい!」と私の背中を押してくれ、
結果、今の自分の生き方の決意の中心にあるものの一つです。
(高校時代、ペコ(主人公)の髪型と口調を真似してました…笑 軽音部でしたが)
今、この感想文を書くためにDVDを見返しているのですが、
やっぱりこの画面作りや空気感、役者さんの醸す雰囲気、
大好きです。
大人になっても「いいなあ~」って思えるのは、
やっぱり大人が作ってるからなんでしょうか?
私も、そういう風に、上にも下にもいろんな世代へ
衝撃を与えられるようなものを生み出していきたいです。
漫画の映画化ということで好き嫌いはあるとは思いますが、
私は不朽の名作だと思います。
ご覧になられていないようでしたら、是非一度チェックしてみてください。
ガブガブマシーン

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ガブガブマシーン
石田徹也遺作集/求龍堂

¥3,150
Amazon.co.jp
今日はまた本に戻ります。
といっても、また例によって画集とか、そういうのなんですけれど…。
2008年に練馬区美術館で開幕された「石田徹也の世界」展で購入しました。
石田徹也氏の作品は、有名なお話ですが、自画像というか
常に同じ人物をモチーフにして描かれています。
ときにそれは普通に人間として社会に溶け込んでいたり、
一方で、無機物に練り込まれるように異形をなしていたり……。
どの表情も、無表情に近いのですが、しかし無表情ではない。
強烈な孤独感と不安、静止しているのに激動を感じさせられる
恐ろしいような悲しい顔をしているように私はいつも感じます。
石田氏の作品は割とどれもかなり大きく、
身長ぐらい縦幅のあるキャンバスのものもあるので
やはり図録として書籍におさまってしまうと雰囲気も変わってしまうのですが、
しかし印刷も美しく、割とページにドカンと大きく絵が載せられているので
絵のインパクトを損なうといった程ではないと思います。
石田氏の作品の中でも私が特に好きな絵がすべて収録されていて
個人的には「ナイスチョイス!」な一冊です。
石田徹也全作品集/求龍堂

¥8,925
Amazon.co.jp
掲載抜けが気になる、という方には、上記の全作品集が発行されております。
私もちょっと欲しいな~と思ってます(´v`)
遺作集も全作品集もどちらも石田氏の素晴らしい作品がギュッと詰まっているので
興味を持たれたら是非お手にとってみてください。
最後に、私の特に好きな数枚のリンクを貼って、終わりにします。
『囚人』 『満潮』 『帰路』 『(無題作品)』
ガブガブマシーン

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