夜が明けたばかりの
朝のおつとめの時に案内して頂いた同じ場所を
今こうして辿ってみると又違った景色が見えて来ます



神聖な趣きは変わりませんが

耽美な無彩色の世界から

鮮やかな色彩の世界へと変化したような感じがします


「法堂」

朝のおつとめが行われる法堂は400畳の広さ

中央には「聖観世音菩薩坐」が祀られていて

左右には阿吽の白獅子が置かれています

最も高い場所に位置しているので

見晴らしも素晴らしかったです


「仏殿」

正面に「祈祷」とあるように

世界平和や万民安楽を願う道場

須弥壇には過去・現在・未来の3世を表す三世如来が安置されています


「承陽殿」

道元禅師の御尊像と御位牌を祀る最も神聖な場所


「大庫院」

主に食事を司る台所の役割を持つ

地下1階地上4階からなる大きな木造建築です


どこをどう歩いても完璧なまでに手が行き届いた静謐な場所




厳しい修行の場、故の研ぎ澄まされた凛とした雰囲気は

静かな迫力で胸に迫ってきます

私自身、襟を正すと言いますか背筋が伸びる想いで

見学させて頂きました