2013年


「スパニッシュ・アパートメント」「ロシアン・ドールズ」に続く

セドリック・クラピッシュ監督による

青春三部作の完結版です!


前二作は観てはいますが記憶は曖昧です

ただ主演のロマン・デュリスが好きなので

オトナになった彼を目当てに鑑賞!


デュリス演じるグザヴィエは40歳になり

妻との間に2人の子供に恵まれパリで暮らしています

小説家としても成功しつつある彼ですが

スペイン時代の女友達から同性愛カップルの父親になるように頼まれたり

相変わらず人がいいのか何だか‥

そんなこんなで

妻との関係も危うくなり

妻は子供を連れてニューヨークに行ってしまい

話し合いのため現地に飛んだグザヴィエですが

そこで妻はリッチな新恋人と暮らしていて

ショックを受けます

そんなところに

オドレイ・トトゥ演じるかつての恋人マルティーヌが出張でニューヨークにやって来て‥と


まさにニューヨークの地で混沌とした人間模様が

繰り広げられます


グザヴィエの軽さ

ちょっといい加減で頼りな気ではあるのですが

本人真面目でどこか憎めないチャーミングさが

作品全体の魅力となっています


美しいニューヨークの街並みを舞台に

国際色溢れる雰囲気も素敵!


ままならない人生だけど

可笑しさも悲しみもすべてスパイスにして

やっぱり人生っていいもの!

って感じさせてくれる人間讃歌


クラピッシュ作品好きです!