目黒美術館にて
「ベルギーと日本 光をえがき、命をかたどる」を鑑賞しました


目黒美術館は初めて行きました


目黒駅から目黒川に沿って歩いて10分ほど


テニスコートやプール、区民センターなどがある

都心とは思えないほど

自然溢れる緑豊かな場所にあります





私は児島虎次郎作品が大好きで

大原美術館や成羽美術館に行くたびに鑑賞していますが

その児島作品に加え

児島氏と同じくベルギーでクラウスの影響を受けた

太田喜二郎氏の作品も展示されるという事で

本当に楽しみな今展覧会でした


展示は

第1章 光をえがく ベルギーの印象派絵画と日本

第2章 命をかたどる ベルギーの彫刻と日本

第3章 伝える・もたらす ベルギー美術の紹介

の3章から構成されていて


第1章ではクラウスの作品に続き

太田喜二郎、児島虎次郎両氏の作品が展示される様は

色彩の美しさもあって圧巻でした


太田氏の「赤い日傘」は大好きな作品

日傘の赤と緑のコントラストが鮮やかで

全体が眩いばかりの光に満ちています


児島氏の「和服を着たベルギーの少女」

「ブリュージュ船宿」「家族」

光と色彩が織りなす美しさにため息がでます

対象物への優しさに満ち

観るものをに幸福感を与えてくれる氏の作品


日本の印象派と呼ばれる画家たちの作品

他にも

斉藤豊作、吉田苞氏の作品が展示されていましたが

いいですね!

もっと知りたくなりました


私はどうしても絵画に注目しがちでしたが

彫刻も素晴らしかったです

「炭鉱夫の彫刻家」と呼ばれている

ベルギーの彫刻家ムーニエの

迫力ある力強い作品

ベルギーに留学していた武石浩三郎氏の

優しく嫋やかな作品

浮彫の裸婦はとっても優雅!


規模自体はさほど大きくはありませんが

充実した展覧会でした