一輪の菫から | 毎日が ゾランヴァリ・アートギャッベ

毎日が ゾランヴァリ・アートギャッベ

長野市 松葉屋家具店
イランの遊牧民の織るじゅうたん、アート・ギャッベのとりこになってしまった、店員のしるす日記です。
日々の暮らしの中にちりばめられた、美しいものや出来事を、すくい上げる。ギャッベに、そんな楽しみを、教えてもらっているような気がします。

まいにち ゾランバリ・gabbeh-ST330153.jpg
おはようございます。

松尾芭蕉の句の

山路きて
なにやらゆかし
菫草

旅の途中の山道で
路傍に咲く菫に

~なにやらゆかし~
なんとなく心がひかれる。


何気ない一場面
なのだけれど
読む人の心の中に
ぐんぐん広がっていく。


なにやらゆかしの
この気持ち。
意外に
毎日のなかに
ほろほろと
あるような
気がします。


松葉屋の店内に
ちょろりと可憐に
咲く菫

立ち止まり
写真にとってみると
木のテーブルの木目が
まるで山道のようで

辿ってみると
芭蕉さんの句に
思いあたりました。


なにやらゆかしの
気持ちを大事に

それはどこかに
つながっているような
気がします。


(朱)