2014年 12 月 986 号 |
かけだし情報 |
ガバレ農場 鴻巣市前砂359 ℡548-1173 |
畑情報
今年も残りわずかとなりました。そして今週は冬至を迎えます。昼の日が一番短くなる冬至は、太陽復活の日とも呼ばれています。日の出はもう少し先まで遅くなっていくようですが、冬至が太陽の恩恵を受ける最初の日だと昔の人は考えたのでしょう。
この1年、日本はもとより、世界各地で大きな自然災害が発生した年となりました。数年に一度と言うのがこれまでの災害に使われていた言葉だった気がしますが、その単位が十数年に一度や数十年に一度と言うように広がってきました。今までに経験したことのないような○○・・が当たり前になってしまい、いかにして自分の身を守るかを考えなくてはなりません。
埼玉の熊谷周辺は、夏の暑さと冬の赤城おろしの寒風は厳しい所ですが、大きな自然災害は比較的少ない地域だと思っていました。しかし、竜巻の被害に続き、大雪のために倒壊した農業用ハウスの多さなどは自然の怖さがいつでも身近にあることを思わされるものでした。このような自然の驚異はこれからますます激しさを増すと言われています。温暖化の影響が大きく関係しているとの指摘はずっとありましたが、経済優先の政策は続き、地球に対する負荷が減ることはありません。自然の驚異を少しでも減らすことができるよう、日々の暮らしを見直すことなどが本当に急務なのだと感じます。
ここしばらくは育苗ハウス作りに時間を割いています。入り口の扉を取り付け、屋根のビニールを張るための材料を取り付けたりしていました。後は、ハウルの両サイドに防虫ネットを取り付け、全体にビニールを張る作業が残っている状況です。今年の2月に降った大雪の記憶はまだ鮮明に残っていますから、育苗を始めるぎりぎりまで屋根のビニールを張らずに待っていようかとも考えています。屋根の部分にビニールが無ければ雪の重みでハウスがつぶれることはありません。2年続けて60センチを超えるような雪が降らないことを祈るだけですが、大雪が数十年に一度なのか、それとも恒常化するのかはわかりませんから、対応は考えておかないといけません。一番の対応は積もったら雪下ろしをするということなので、ハウスを持つ以上は、雪下ろしをする覚悟をしておかないとダメでしょう。
育苗ハウスが終わったら、次は鶏小屋です。鶏小屋は潰れてしまったもの、半分潰れたもの、ほとんど潰れかけたが、かろうじて残っているものの、今度大雪が降ったら確実に潰れそうなものがあります。ヒヨコを入れた鶏小屋は新しく作ったものですが、あと2棟は作る必要があります。作る場所を整備して2月までには最低でもひとつは完成しておきたいと考えています。
今年最後のかけだし情報となりますが、少し農業の状況も書いておきたいと思います。農業の現場もこの数年で大きく変わろうとしています。少し前の数値になりますが、2000年の時と比べて農業に従事する農家は33%も減少してしまい、農地も456万ヘクタールへと、約6%の減少となりました。高齢化する農家の平均年齢は66歳です。会社勤めであれば定年を超えた年の人たちが中心となっているのが農家の現状です。
近隣の田畑を見ても、今年は耕作をしていない所が目につくようになってきました。大規模化によって農地の集積を進めるといっていますが、場所によっては耕地を大きくできない所もあり、そのような場所は大型機械を使って耕作するには不向きです。大規模に農業を展開することができない中山間地では、大規模化とは違う方法によって農地を守らなくてはなりません。都市に住む人たちと結ぶことで田んぼを維持する活動などはその一つだと思います。いずれにしても、農家だけでは解決できないような難問ですから、都市に住む人と農村に暮らす人が一緒に考えていくことが必要だと感じています。そのためには、農業の現場からの発信や人の受け入れなど、農家自身が考え、動くことが大事になってきます。
1月の配達について
1月の配達ですが、木曜日と金曜日は配達する週がずれてしまいます。1月1~3日はお休みとなるため、第1,3の木曜日の配達は第2,4週になります。
金曜日も第1,3週の配達は第2,4週になりますので、ご了解ください。よろしくお願いします。
それでは良いお年をお迎えください。