2014年 5 月 957 号 |
かけだし情報 |
ガバレ農場 鴻巣市前砂359 ℡548-1173 |
畑情報
初夏の気持ち良い天気が続いています。逆に言えば、雨らしい雨がほとんど降っていない5月です。この少雨の傾向は4月から続いています。日本列島全体では定期的に雨雲が通り過ぎているために雨が少ないというニュースはありませんが、ここ鴻巣周辺では雨雲がなぜか避けて通る感じです。
畑の野菜もどうにか生育している状況です。雨が降るたびに見違えるほど成長する時期なのですが、大根やカブは大きくなれず、収穫を迎えるタマネギも今年は小ぶりです。種を播いた小松菜などは発芽できず、また、発芽してもその後の乾燥で枯れてしまいます。
畑に植え付けたナスやピーマンは定期的に散水する状況です。20リットルの容器に水をくみ、一輪車で畑まで運んでジョーロで水をまきますが、午後にはすぐに乾いてしまいます。やはり雨がじっくりと降らないことには、畑の水不足は解消できません。
サツマイモの苗も届いたので、畝を作り、マルチを張る予定でした。畝だけは作ったのですが、マルチは雨を待ってから張ろうと思っています。今のからからの状態では苗を植え付けても枯れてしまう可能性が高いからです。今週、水曜日に雨の予報が出ています。いつも雨の予報に期待しては裏切られているので、今度も期待はしないようにするつもりです。一日、しっかりと土の中まで浸み込むような雨が待ち遠しい毎日です。
昨年から、地元の小学校の校庭が芝生化されました。校庭全面が芝生になり、その管理を地域の人たちですることになりました。小学校区の地域から全部で25名が集まり、昨年は全員で研修を兼ねて3回ほど芝生の手入れをしました。今年度からは4つの班に分かれて週に一度のペースで芝生の管理をすることにしています。その第1回目の芝生管理が日曜日の午後からスタートしました。
芝生保全会という団体で市から管理の委託をうけて活動するのですが、乗用の芝刈り機と散水用のスプリンクラーを駆使して校庭の芝生を管理していきます。
1回目の管理をする前に、役員が集まって肥料撒きと、散水をしたのが2週間ほど前でした。散水すると芝生は急に緑を増すようになりますが、水はけのよい学校の校庭は、雨が降らない状況で乾ききっていました。通常、芝の長さが3センチくらいになるように機械の刃を調整するのですが、そこまで葉が伸びておらず、今回は2センチに調整しての芝刈りとなりました。
土が見えているところを通ると、土ぼこりが舞い上がるような状況でしたが、1時間ほどで機械による芝刈りは終わりました。刈り取った芝は堆肥枠の中に積み込み、芝の堆肥を作ります。できた堆肥は学校の菜園に入れ、そこで育った野菜を学校給食に提供してもらうという計画もあります。
実際、昨年刈り取った芝生の堆肥は学校菜園に入れ、今はジャガイモと人参が育っています。収穫したものは、カレーの具となって給食に出されることになるそうです。
ただ、堆肥化の過程で出てくる臭いが問題となっています。農村地帯にある学校ですが、堆肥の臭いを良い香り、と思える人は少なくなっていて、たいていの人が『くさい臭い』という認識です。堆肥化するときの発酵臭ですが、甘酸っぱい香りで、決して嫌なものではないはずですが、堆肥を作った経験を持つ人は農村の中でも少数派になってしまったのです。
芝生を刈った後は、水をたっぷりと散水します。水源は井戸水で、スプリンクラー散水が校庭全体をカバーできるように、4カ所の給水口が配置されています。その給水口から20メートルのホースを伸ばし、スプリンクラーで全体に散水していきます。校庭全体に散水するために12回ほど位置を変えてスプリンクラーを移動させました。1回に15分ほどかけてたっぷりと水を撒いたために、芝を刈る時間よりも倍近い2時間かけての水撒きとなりました。それでも最初に散水したところは帰る頃にはすでに乾いてしまうほどで、この芝生も雨を待ち焦がれている植物のひとつです。
今回のメンバーの多くは小学校の卒業生です。今は自分の孫が通っているという人もいます。地元の学校のため、子どもたちのためにと集まってきています。
地域と学校の距離が離れてしまっているところも多くなっていますが、地元がしっかりと学校や子どもたちを応援する体制がしっかりとしているところは、何かの時には強いものだと感じました。