2014年

5 月

958 号

かけだし情報

ガバレ農場

鴻巣市前砂359

℡548-1173


 畑情報 

 30度を超える真夏日がでるような季節になりました。まだ湿気がそれほど気にならないだけに気持ち良い暑さですが、梅雨もすぐそこに迫っていますから、じめじめとした蒸し暑さに備えなくてはいけません。

 乾ききっていた畑にとって、先週の水曜日の雨は本当に恵みの雨となりました。それまでの雨は降ってもほんのわずか。畑の表面が湿っただけで、土の中までは雨水が浸み込んでいませんでした。照りつける太陽と、強く乾いた風が吹くと、せっかくの水分もあっという間に消えてしまっていました。

 それに比べると、しっかりと降ってくれた水曜日の雨は、土の中まで湿るのに十分なものでした。枯れかかっていた野菜にとっては待ちに待った雨だったに違いありません。

 雨が少ないために生育の遅れと共に、アブラムシの被害を受けてしまった野菜も少なくありません。アブラムシがびっしりと付いている野菜は成長が遅れ、最悪、枯死してしまいます。青虫などと違って小さな虫ですが、これが集団となると厄介です。アフリカのサバンナでも、一番恐ろしいものはライオンでも象でもなく、集団で行動する軍隊アリだと言われています。

もちろん、地球規模での生態系のなかで一番やっかいな生き物は人間なのでしょうが。

 最後に、田植えの案内を載せましたが、今年も田植えシーズンへ突入です。54日に種を播いた稲の苗は順調に育っています。今年は種の量も少なめに播いたので、11本が太くて丈夫な苗に育ってくれるはずです。田植えを始めるのは6月に入ってからを予定していますから、それまでにしっかりとした苗になってほしいと思っています。

 先週の水曜日には合鴨の雛も届きました。知り合いの有機農家から頼まれている20羽を含めて、120羽の合鴨の赤ちゃんが宅急便でやってきました。畑にとっては恵みの雨だったのですが、合鴨にとっては生憎の天気でした。届いたその日に水浴びをさせると、その後の水慣らしが全然違うからです。

 良く晴れた暖かい日にやって来た合鴨の雛は、育雛小屋に入れる前に、コンテナに30羽くらいずつ入れて、稲の苗を育てている苗代に運びます。そこで10分ほどコンテナごと水につけてあげます。天気が良ければ濡れた羽もすぐに乾きます。ところが、雨が降っていたり、気温が低い時は水に入れるのを考えてしまうのです。

 先週の水曜日は、しっかりと雨が降り、気温も20度に届かない寒い日でした。無理に水に入れても寒さに対応できないので、翌日に回すことにしたのです。

 見分けがつくわけではないのですが、120羽もいると、1羽ごとに微妙な違いがあるのがわかります。体の色だったり、模様だったり、体の大きさも違います。

手で鴨の雛をつかんだ時の感触も違います。元気な雛は弾力が感じられ、わりと重みを感じることができます。一方、体の大きさは一緒でも、つかんだ感触が軽いと感じる雛もいます。そんな雛は他に比べると、水に入れた時に違いが際立ちます。

 元気な雛たちは狭いコンテナの中を動き回るのですが、弱い雛は時間が経過すると羽を濡らして動かなくなってしまうのです。動かない雛を見つけると、苗代から引き上げて育雛小屋に戻します。ヒヨコ電球をつけ、電球の熱が届くところに置いて回復を待つのです。自分で毛づくろいができない時は、タオルで水気をふき取ってあげたり、体を温めてあげることもあります。ただし、浩昭の手からは強烈なガスが出ているようで、弱っている雛を余計に弱らせることになるため、雛の温め役は広美です。(以前、弱っていた雛が回復してきたときに浩昭が手の平に乗せたところ、急に意識を失うように雛が倒れてしまったことがあった)

 田んぼに鴨を放すのは6月の11日頃を予定しています。田植えが済んで苗が活着してた頃です。それまで、少しずつ水慣らしの時間を増やし、田んぼに水が入ると出てくる浮草を食べさせながら、元気で田んぼを動き回れるように育てていきます。120羽の個性を見ながら、それぞれの成長を見極めることができるようになりたいと思います。

田植えのお知らせ

今年も田植えの季節になりました。例年のように手で植える田植えを行います。日時は 68日、日曜日、午前9時頃からです。 参加費は昼食込みで1500   円です。皆さんの参加をお待ちしています。