2014年 7 月 966 号 |
かけだし情報 |
ガバレ農場 鴻巣市前砂359 ℡548-1173 |
畑情報
関東でも梅雨明けが宣言されそうです。週末は連日の雷があちらこちらで発生しました。日曜日の夜も激しい雨が降ったようで、土用干しをしていた田んぼも水が溜まっていました。
そして梅雨明け10日の暑い日がやってきます。もっとも、今年は梅雨が明けた後のような猛暑もありましたから、少しは体が楽かもしれません。とはいえ、35度を超え、37度、38度まで上がる日が来ることを考えると嫌になってしまいます。涼しいうちに作業をし、暑い昼間は体を休めるようにしないと、暑い夏は乗り切れません。
真夏とは言っても、農作業はやることがいっぱいです。効率よく仕事をこなせば良いのですが、いろいろな事が後手に回ってしまうと、目の前の用事を片づけることに追われてしまいます。特に今の時期は、刈っても刈っても成長を続ける雑草の対応が優先事項となってしまいます。
ただ、合鴨を入れた田んぼは、合鴨や手押し除草機をかけた効果がでて、それほど雑草が目立っていません。一部でコナギがはえていたり、ホタルイの針状の葉っぱが稲の株元から伸びてはいますが、絶望的な状況ではありません。
田んぼの稲は、土用の頃になると田んぼの水を一旦落とし、地面がひび割れするくらいまで田んぼを干す作業をするのが一般的です。土用干しと呼ばれるこの作業の効果はいくつかあります。まず、田んぼを干すことで地面が固くなり、稲刈り時の作業がしやすくなること。また、乾かすことで稲の根を健全にすることや、ガスが湧く田んぼでは、ガスを抜く効果もあります。
この土用干し、合鴨を入れている田んぼではここ数年、しっかりとした水抜きはしていませんでした。合鴨がいるために、水をきることができなかったことも理由のひとつです。しかし、ここ数年の猛暑の影響もあって、秋になると稲が元気がなくなる傾向がありました。その原因は根の生育にありそうで、水を張りっぱなしでいた影響が大きいように感じていました。
そこで、今年は土用の頃に水を切ることにしました。合鴨たちはそのまま田んぼに入れておき、小屋の近くに水の入ったバケツと餌を置きました。ただし、田んぼを干すのは弱めにし、土の表面が軽くひび割れたら水を入れ、水がなくなったら水を入れるという間断潅水というやり方をすることにしました。
田植えから40日、それまでガス害の影響もあり、生育が停滞気味だった稲ですが、軽めの土用干しの後から急激に成長が進み、葉の色もしっかりして来ました。水がなくて困惑気味だった合鴨も、週末の雷雨で田んぼに水が戻ったため、元気に田んぼを動き回っています。田んぼに水が入っていないと、合鴨たちは稲を平気で倒しながら進んでしまいます。倒した稲を踏んだりすることもあるので、合鴨がいる時は水が入っている方がよいのです。これから穂が出る時期まで3週間ほどです。早い地域ではお盆の頃には稲刈りをするところもありますから、米つくりの作業も中盤から後半へと移っていきます。
7月から8月にかけて、秋野菜の準備も始まります。
いつも育苗の段階から虫にやられて、なかなか畑で実を結ばないキャベツやブロッコリーも7月下旬から種まき、育苗が始まりますし、人参もこれから8月下旬までが種まき時期です。キャベツなどを虫から守るために、小さな育苗ハウスに防虫ネットを張り、その中で虫が入らないように育苗することにしました。
今まではすのこ状の板を地上から50センチほどの所に並べ、そこに防虫ネットを敷き、種を播いたトレイの上にも防虫ネットをかけての育苗でしたが、気が付くと虫たちに生長点を食べられ、葉っぱを食べられ・・・、畑にたどり着く頃には生育が大幅に遅れている状態でした。今年は何とか畑までは虫にやられないようにしたいと思っています。
今が最盛期のトマト、たくさん収穫できたときは無人の直売所に出しています。無人のため、基本的に性善説を信じながらの出荷です。ただ、いつも出荷した数と会計がぴったりという訳にはいきません。賽銭箱状のお金を入れる箱を逆さにしてお金を持っていく人もいれば、トマトだけを持って行ってしまう人もいます。そんなことも計算に入れて無人にしてはいるものの、全ての人を信じるのは大変です。ここは水沢観音の盗難よけのお札をもらいに行くしかないかもしれません。