ついこの間、テレビをつけたままボーっとしていた。そんな時、ある言葉が耳に残った。
「政治家の人達は、選挙だけに熱を注ぐのではなく、政治にも熱を注いで欲しいです。」
選挙戦の真っただ中、番組がCMに入る手前に入った街角の人への「選挙戦についてのコメント」であった。 街角の人のたった一言であるが、これは国民の政治家に対する素直な気持ちであると感じた。実際には、当選する前の政治家ではない状態ではあるが、自分が政治家になったら何をするかというアピールは、政治家の仕事の第一歩と言っても過言ではないだろう。彼らは、汗水たらしながら、雨の日も風の日も各地を周り、声が枯れるまで演説し続ける。中には、この姿を実際に見たり、テレビで見たりして、感動する人もいるかもしれない。
しかし、いざ政治家になった後、彼らはどうしているだろうか。選挙の時のように、車で、時には己の足で走って各地を周ったりしているのだろうか。確かに、選挙の時と違いいろいろな仕事が忙しく、そんな暇がないのかもしれない。しかし政治家は、政治が関与する事件が発生した時、真っ先に駆けつけるべきであろう。
国内で口蹄疫が発症した時、この事件を担当するべき赤松農水大臣が長期間日本を離れ外遊席でゴルフをしていた事件があった。間違いなく、彼には真っ先に事が伝えられていたはずであろう。しかし、そこからすぐ現地に駆け付けることもなかった。これはいったいどういうことであろう。選挙の時に見せていた、地域を大事にする政治家というのは、偽物であったのだろうか。
選挙時に応援に駆け付ける同じ党の議員がいる。このような時は、有力な候補の場合はたいてい前総理大臣や知名度の高い政治家が現れる。しかし、そんなことをしている場合があったら、もっと他にやるべきことはないのだろうか・・・・。果たして政治家と言う仕事は忙しいのか、暇なのか全く持って分からない。しかし、応援演説に駆け付けてる政治家が、今なお問題となっている口蹄疫、また最近は全くもって忘れがちな普天間問題、また今話題となっている拉致被害者問題など、まだまだ山積みな問題解決に奔走してくれた方が、よっぽど国民のためになるだろう・・・・・。
確かに、政治家にだって休養は必要である。しかし、選挙の時にあれだけやる気に満ち溢れた姿勢を見せたのならば、選挙に当選して政治家として仕事に打ち込み始めてからも、その時の姿勢を忘れないでいて欲しい。